佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『死ぬほど読書』(丹羽宇一郎・著/幻冬舎新書)

『死ぬほど読書』(丹羽宇一郎・著/幻冬舎新書)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

 

もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。ただし、読み方にはコツがある。「これは重要だ」と思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、本の選び方、読み方、活かし方、楽しみ方を縦横無尽に語り尽くす。

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

 

 はっきり言ってタイトル買いです。なんとうらやましいヤツだ、いったいどんなヤツなのだと興味津々で買った。ウィキペディアによると著者・丹羽宇一郎氏は伊藤忠商事会長・社長、日本郵政株式会社取締役、特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会会長などを歴任の後、2010年(平成22年)6月から2012年(平成24年)12月まで中華人民共和国駐箚特命全権大使を務め、同月から早稲田大学特命教授。日中友好協会会長。グローバルビジネス学会会長、というすごいお方。そういえば御名前は聞いたことがある。

 読書が必要かどうか、読書をすればどのようなメリットがあるのか、あるいはどのような能力が備わるのか、議論はいろいろあるところ。しかしはっきり言ってそんなことはどうでも良い。本好きは、それも紙魚やら書痴といわれるほどの本読みはそんな目先の実利を目的に読んでいるのではない。本が本当に好きで読んでいるのだ。ほとんど病気なのだ。

 おそらく著者・丹羽氏とてそれは同じだろう。とはいえ、本書で丹羽氏がおっしゃっていること、読書することによるプラスの応報はまったく正しい。異議ございません。

 

 

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