先日、柏井先生の『グルメぎらい』が出版されたので早速購入。しかし私の本棚には『極みのローカルグルメ旅』(光文社新書)が未だ積読本の状態である。「柏井先生、グルメなのか、グルメぎらいなのか、いったいどちらなのですか? そこのところはっきりしていただきたい。えっ?えっ? どうなのだ!」と心の中でするどいツッコミを入れながら(先生、ゴメンナサイ。(^^ゞ)、まずは『極みのローカルグルメ旅』から読むことにした。物事には順序があるのだ。
出版社の紹介文を引きます。
麺、ごはんもの、駅弁、居酒屋。全国の有名店・老舗の名店から知られざるローカルグルメまで、柏井壽が実際に食べ歩いて見つけた83店を厳選。地方都市の情報を主に紹介しているので、出張、一泊旅行で「何食べよう?」と迷った際にも使える情報満載! 基本的にひとりでふらりと入れるお店が中心だから安心。ついでにおすすめホテルまで紹介しています。詳細な店舗リスト・地図つきなので、街歩きのお供にぜひ一冊。
こうした本を読むと人生が短くなってしまって困る。いや、本を読んで寿命が縮むわけではない。仮に80歳までの寿命があるとして、私に残された時間は約20年。その20年の間に訪れたい地方、行くべき店、食べたいものが増えすぎて困るのだ。読み終えた今、「これでは寿命がいくらあっても足りないではないか」とブツブツ言いながら夥しい数の付箋をつけた店情報をPCにファイリングし、Google マップに☆印を付けていく。ああ忙し。