佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「広東料理 香美園 民生支店」のカレー

今日の午後は兵庫県庁で仕事。

少し遅めの昼飯を神戸元町で食べました。

広東料理 香美園 民生支店」です。

 

店に入って他のお客さんの様子をざっと見ると、半数以上はカレーを食べていた。

私も「カレーをください」と注文すると、

「並でいい?」と訊いてきた。

「大があるの? では大を」と応えると、

「大は並の1.5倍」と教えてくれた。

奥の厨房の様子を垣間見ると、中華鍋でタマネギと豚肉を炒めた後に中華スープを入れている様子。ジャガイモも入っていたがこれは予め煮てあるのだろう。

出てきたカレーを見て、私は思わず「おぉー!」と驚きの声を上げてしまった。

通常の1.5倍というより、私の感覚では2倍といったところ。

大ぶりのカレー皿にあふれんばかり盛ってある。

単行本の大きさと比べて、皿の大きさは歴然である。

お店のおばちゃんは「がんばって」と声をかけてくれた。

確かにがんばらないとこの量は食えない。

しかし私は子どもの頃、カレーを食べ過ぎて医者に運ばれたほどのカレー好きなのだ。

この程度の量で驚きはしない。いや、不覚にも驚きの声を上げてしまったが、けっして怖じ気づいたりはしない。

カレーといえば煮込み料理というイメージだが、ここのカレーは注文を聞いてから具材を中華鍋で炒め、中華スープとカレー粉で味付け、最後に片栗粉でとろみを付ける作り方のようだ。タマネギもまだシャキシャキ感が残っているほど。まさに中華カレーというにふさわしい。カレー粉は結構スパイスが効いているが、基本的にやさしい味。どこか子どもの頃、母が作ってくれたカレーを思い出させる。日頃、何度でも食べたい味だ。

完食! おいしゅうございました。

森見登美彦氏の『ぐるぐる問答』と記念写真。

ちなみにここのお店は水を水筒で出してきます。