佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

京都淡水会「ゆかた会」@粟田山荘

2019/07/20

 私が卒業した大学の同窓会「淡水会」の京都支部が「ゆかた会」を開催する、それも宮川町から芸妓を呼んで開催する、しかもその場所が粟田山荘だ、さらに料理飲み物一切含んで○○○円だという案内をいただいた。三拍子そろってしまった。これは行かねばなるまい。幸い開催日は土曜日、休日だということで前日のうちに京都入りし、ひとり居酒屋呑みを愉しみ、快く眠り満を持して粟田山荘に乗り込んだ。

 神宮道から歩くこと10分、粟田山荘は粟田口三条坊町の交差点を東に100ばかり歩き、南に入る坂道を5~60m上ったところにある。西陣の織元が別邸として建てたというだけあり、堂々とした門構えながらこれ見よがしでないところに趣味の良さを感じる。蒸し暑い日であったが水を打った石段を上がるうち、少し背筋が伸び汗が退く思いであった。門をくぐると同時にそれまでとは違う舞台を現出させるあたり、流石というか、あゝ、来て良かったと思う。

 私は初めての訪問であったが、仕事でお世話になっているところ。支配人に挨拶をさせていただいて2階の部屋に進む。東と南がガラスで紫陽花咲く庭を一望できる部屋は圧巻であった。

 料理は季節を感じさせながら、けっして強い味は出さず品のあるもの。酒は伏見。宮川町の小ふくちゃんは綺麗だ。

https://www.tabigakuto.jp/tour/1622-1902/

https://www.hotel.kyoto/okura/restaurant/awata/

 

 粟田山荘での宴会が終わった後、大学の先輩が運営していらっしゃる京町家「ちおん舎」を見学させていただき、その後は祇園切通し富永町「にしか」での二次会に合流。夜まで呑みましたとさ。