佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

乙女滝(旅学人ツアー2日目_朝)

2019/07/27

 

 旅学人ツアー2日目。宿泊した「たてしな藍」は蓼科高原の緑に囲まれた閑静な宿である。眠りを遮るのは自分の鼾だけ。昨晩いただいた御酒の効き目もありぐっすり眠った。朝の目覚めは小鳥のさえずりが呼び起こす。

 朝風呂に入り、気分も爽快。出発時間までたっぷり2時間ある。天気も良いのでメルヘン街道へ散歩に出た。

 空気は清澄。緑が目に鮮やか。まだ車も通らない道をゆったりと歩く。武田信玄公の造った軍用道路「棒道」を観ることができた。

 木戸口神社を東へ登っていくと「乙女滝」へ降りていく道があった。

「乙女滝」です。名前の印象に反して豪快に落ちる滝でした。

 Webサイトにある解説を引用します。

乙女滝(大河原堰)
「乙女滝(おとめだき)」という人工の滝(落差工)があります。これは、滝之湯川から導水してきた用水を、渋川を横断させるために造られたもので、河岸の急峻な崖を一気に落下させ、集水した水を掛樋(かけひ)で渡し、渋川からの補給水と併せて下流へ水を導く仕組みの一部です。このように、比較的水量が多い河川の水を、いくつもの河川を渡しながら水不足の地域へ送る仕組みは、坂本養川が考案した「繰越堰(くりこしせぎ)」と呼ばれるもので、開削された江戸時代では画期的な技術でした。
迫力ある滝を間近で見ることができる観光名所であるとともに、世界かんがい施設遺産に登録された疏水の特長を学ぶことのできるスポットです。