佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『風のかなたのひみつ島』(椎名誠・著/新潮文庫)

『風のかなたのひみつ島』(椎名誠・著/新潮文庫)を読みました。

 8月20日から壱岐島クルーズに出かけた際、バッグに詰めて携行した本。まずは出版社の紹介文を引きます。

猫だらけの網地島で海峡命名者のベーリングさんと握手、十数年ぶりの粟島では二代目女将と思い出にふける。池間島ではカツオ船に乗り、教科書で「ヤドカリ探検隊」を読んだ加唐島の子供たちと感激のご対面。ほどよいビーチを見つけては浮球野球に興じ、豪勢な海の幸をほおばる……申し訳ないほど気分がいい島旅に、さあ出掛けましょう。勿論、南方写真師〈タルケン〉さんが一緒です。

 

風のかなたのひみつ島 (新潮文庫)

風のかなたのひみつ島 (新潮文庫)

 

  

 

 島に行くときこれほど携行するにふさわしい本もあるまい。東ケト会のころに比べると歳を重ねた落ち着きを感じるものの、シーナさんの島に対する偏愛ぶりは健在である。答志島、網地島、粟島、池間島加唐島怒和島奄美大島加計呂麻島・・・未だ行ったことのない島ばかりである。いずれ自転車旅のコースに入れて訪れるとしよう。自転車と本とカメラ。それらを携えて島に渡り、島の魚と冷たく冷えたビールがあれば島は天国だ。