2019/08/25
京都文化博物館で「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」を鑑賞した後の昼メシ。Googleマップを見ると、すぐ近くに☆印をつけている店がある。私は普段から本や雑誌、TVなどで紹介される店の中で自分なりに気になるところに☆印をつけている。この「ひゃくてんまんてん」は確か柏井壽先生の『京都しあわせ食堂』に紹介されていた店である。
店に入ると先客は皆、地元の人のようです。京都の食べ物屋さんに入ってイヤなのは観光客がどっと居ること。私も観光客のくせに勝手なことを言うようですが、こうした地元の人が常連客として通っている店が良い。
かわいらしいおばあちゃんに「カレーラーメンと生ビール」を注文する。このあたりの間合いはおばあちゃんが「いらっしゃい」と言って水を入れたコップを目の前に置いてくれたらすかさずである。いたずらにメニューを見てああでもないこうでもないと迷うのは野暮である。矯めつ眇めつ眺めるべきは美術作品である。メニューは美術作品ではない。直感でこれっ!と決めたら即注文。こうでなければいけない。
素早く注文すれば生ビールも素早く出てくるというもの。そういうものなのだ。
カレーラーメン、普通においしゅうございました。