佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

陽太朗風緊急事態宣言対応非接触型屋外生活

2020/04/25

 春本番。一日中雲ひとつ無い晴天となれば、家に籠もる気にならない。ステイホームの求めは理解しつつ、家に籠もらずに求められることを守るにはどうしたらよいか。田舎においてはそれはさほど難しいことでは無い。要は一切他人と接触せずに過ごせば良いのであろうと、おにぎりと菓子を持ってポタリングに出た。

 目指すは新緑の書写山。家から刀出の書写山登山口まで自転車で移動。そこから徒歩で刀出坂を登山。圓教寺を散策し下山は鯰尾坂を降り、鯰尾から刀出まで徒歩で戻る。刀出から再び自転車で自宅へ帰るというコース。

 刀出坂で一人、鯰尾坂で一人行き違った人があっただけで、登山者は殆どいなかった。圓教寺では十人ほど見かけたけれど、すれ違い時に挨拶をする程度で一切会話無し。お互い心得たもので向こうから話しかけられることも無かった。これほど気候の良い時季に人影が少ない圓教寺の静かな佇まいを堪能できるとは。

 

f:id:Jhon_Wells:20200426083956p:plain

ポタリング書写山ウォークのコース

f:id:Jhon_Wells:20200425084049j:plain

ホオジロ_夢前町大坪にて

f:id:Jhon_Wells:20200425125208j:plain

刀出の八重桜

f:id:Jhon_Wells:20200425084206j:plain

f:id:Jhon_Wells:20200425090031j:plain

シラサギ_夢前町坪川にて

f:id:Jhon_Wells:20200425092101j:plain

とうだいぐさ(灯台草)_刀出八重桜並木の下に生えていた

f:id:Jhon_Wells:20200425092251j:plain

刀出の飛石

f:id:Jhon_Wells:20200425095331j:plain

刀出坂参道はこうした岩場が多い


 

f:id:Jhon_Wells:20200425094810j:plain

丸い体型からミソサザイかとも思いましたが、腹の色などからカヤクグリだろうと思います。頭が枝に隠れて判りにくい。

f:id:Jhon_Wells:20200425100223j:plain

岩に這うマメヅタ

f:id:Jhon_Wells:20200425101519j:plain

マムシグサ(蝮草)

f:id:Jhon_Wells:20200425102603j:plain

イズセンリョウ(伊豆千両)が群生していました。冬に熟した実がまだ残っており、木の先の方に白く小さな花が咲き始めていました。

f:id:Jhon_Wells:20200425103315j:plain

開山堂(奥の院

f:id:Jhon_Wells:20200425103149j:plain

開山堂(奥の院

f:id:Jhon_Wells:20200425103752j:plain

鐘楼から金剛堂へ_新緑が美しい

f:id:Jhon_Wells:20200425104205j:plain

展望所から広畑、播磨灘を望む

f:id:Jhon_Wells:20200425104506j:plain

新緑がまぶしい。奥に見える屋根は常行堂

f:id:Jhon_Wells:20200425105021j:plain

大仏

f:id:Jhon_Wells:20200425105357j:plain

北西から摩尼殿を望む。緑と赤のもみじが美しい。

f:id:Jhon_Wells:20200425105850j:plain

摩尼殿の近くのもみじ。下から見上げると小さな花が咲いていた。

f:id:Jhon_Wells:20200425110149j:plain

摩尼殿を下から見る。雲ひとつ無い青空に突き出した屋根は荘厳のひと言。

f:id:Jhon_Wells:20200425110256j:plain

摩尼殿を下から見上げる。気高い。

 

f:id:Jhon_Wells:20200425110427j:plain

摩尼殿の下に小さな御地蔵さまがたくさん並んでいます。それぞれの願いがかないますように。

f:id:Jhon_Wells:20200425111255j:plain

明と暗。新緑と青空の明。食堂の軒の暗。

f:id:Jhon_Wells:20200425112550j:plain

鯰尾坂参道「ねむり地蔵尊」。夜尿症に御利益があるのだとか。年寄りの私にはどちらかと言えば頻尿に効いて欲しい。f^_^;

f:id:Jhon_Wells:20200425115516j:plain

羊歯。魔法の草。

f:id:Jhon_Wells:20200425115533j:plain

羊歯。圓教寺では中世に思いを馳せるが、ここでは太古にタイムスリップしたかのような気分になる

f:id:Jhon_Wells:20200425121919j:plain

鯰尾に下山して、小川のせせらぎを見ながら昼メシ。家から持参した若生昆布の一口にぎりめしと大手まんぢゅう、信玄棒。若生昆布のおにぎりは太宰治の大好物だったとか。また大手まんぢゅうは内田百閒の大好物であった。なかなか文学的昼メシであった。

f:id:Jhon_Wells:20200425134029j:plain

帰りにゆめさきの森公園に立ち寄ったが閉園していた。野鳥を観察できるかと思っていたのだが残念。お隣の弥勒寺で日本一の布袋さんの像を拝む。ベンチに腰掛けると足下に百円玉が落ちているのを発見。さっそく御利益があったのか。ポケットに入れるのも躊躇われたので浄財箱にチャリン。