佐々陽太朗の日記

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『鳴く虫ハンドブック コオロギ・キリギリスの仲間』(奥山風太郎・著/文一総合出版)

『鳴く虫ハンドブック コオロギ・キリギリスの仲間』(奥山風太郎・著/文一総合出版)を読みました。姫路市立図書館からの借り本です。6月2日から制限付きではありますが、ようやく図書館が開館しました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

コオロギやキリギリス、スズムシをはじめとした鳴く虫のハンディ図鑑。北海道から沖縄まで、全国各地で見られる身近な鳴く虫を約70種収録。成虫だけでなく幼虫の写真も多数掲載する。巻末に種名索引を付す。
 

 

 

  日本で見られる鳴く虫の図鑑である。ハンディータイプなので、本当は買い求めて携行するのが良いのだろうが、今回は特に巻末の「鳴く虫の幼虫たち」を見たくて借りた。

 キリギリス科クツワムシ科ツユムシ科コオロギ科マツムシ科ヒバリモドキ科カネタタキ科と体系的に原寸大の写真が掲載されているところが良い。特に幼虫から成虫まで成長段階を追って写真がある。5~6月の時期、庭の草花に若齢の虫を見ることがあるが、それが何の幼虫なのかを知るのに最適の図鑑でした。
 「ツユムシ」「アシグロツユムシ」の幼生はほぼ間違いないだろうと同定できましたが、相変わらず分からないものもある。「ニシキリギリス」の幼生、それも生まれたてかと思ったがもっと科目を幅広く図鑑をあたり探求すべしと決めた。鳴く虫とは限らない。他のバッタ類をあたってみればあるいは分かるかもしれない。虫の世界は奥深い。

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ニシキリギリス幼生?それとも・・・