2020/07/31
7月30日に中学校の恩師K先生が夜釣りに誘ってくださった。K先生は73歳でいらっしゃるが、学校を退職される前に南あわじ市の晴海が丘にログハウスを建てられて、月に2度ほど泊まり釣りを楽しんでいらっしゃる。今回はメバルを狙うという。
17:30ごろログハウスに到着。夕ご飯をごちそうになり釣り場に出かけた。最初に行ったのは丸山港海の展望広場あたりの堤防。弁天島のすぐ近くである。ここではガシラを釣ったのみ。あとは小さな河豚ばかりが釣れた。日の入りからの好機をメバル一匹釣らず逃してしまった。一度、大物のアタリがあったのだが、メバルの仕掛けでは持たず、ハリスを切られてしまった。チヌだったかも知れないが、メバル狙いなので仕方ない。ほとんどアタリのない状態が続いたので、早々に釣り場を変えることにして、伊毘港に移った。
伊毘港ではメバルが2匹、ガシラ数匹が釣れたが、型も小さかった。日も変わって1時頃、K先生は先に帰られた。私は20年以上、竿を出していなかったので帰りがたく夜明けまで粘るつもりで一人残った。後は一か八かで大物狙い。針をチヌ針に換えてみた。1時間ほど粘ったとき、ウキがスゥッと沈んだ。慌てずワンテンポおいてあわせた。すると竿がぐい~んとしなり、しっかりと魚を捕らえた手応えがあった。かなり重い。慎重に竿を立ててあやつりながら、リールをゆっくりと巻いて、獲物をたぐり寄せた。堤防のすぐ下までたぐり寄せて、なかなか良い型であることが判った。空気を吸わせて、動きが鈍ったところをさっと手網ですくい上げた。ラッキーでした。その後すぐに小さい鯛がもう一枚釣れたが、それ以降は殆どアタリ無く夜が明けた。夜明けが近くなると船が出航していくので、魚がつれそうな状態ではなくなった。夜が明けてからしばらくはベラが釣れたので、それを楽しんでから帰った。徹夜であった。
伊毘港での夜明け
帰る道すがら「緑の道しるべ 阿那賀公園」からの眺め
本日の釣果。真鯛1、血鯛1、メバル2、ガシラ3、ベラ5、小アジ1。
真鯛は43cmありました。
調理前の気付け薬。珈琲にバーボンをたらして飲みました。なにせ、徹夜で頭がぼーっとしています。
真鯛は三枚おろし。
半分は刺身用にとっておき、半分はヅケにしました。
血鯛はオーブンで焼いて、炊き込み御飯に。
他の雑魚はすべて煮付けにしました。ここまで調理が終われば、ほぼ仕事は終わり。酒をビールに変更して茄子の焼き浸しと春雨サラダを作りました。
鯛の刺身とあら炊きを肴に三岳をロックでやる。
〆御飯は鯛飯。下手な炊き方をしたので御飯が固かったが味は抜群でした。