2020/11/30
『歪曲報道_巨大メディアの「騙しの手口」』(髙山正之:著/新潮文庫)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
日本人を貶めるためなら、事実の歪曲どころか歴史の捏造さえ厭わない。それが巨大メディアの正体だ。殺人鬼を野に放ち更なる犠牲者を出した朝日新聞と共同通信。カルト教団に取材テープを見せ、無辜の命を奪ったTBS。ついに白日の下に晒された、吉田清二による「従軍慰安婦狩り」証言のウソ……。ニュースには、必ず偽物がまじっている。反日ジャーナリズムの欺瞞を暴く、驚愕の書。
A新聞、K通信、⚫BSの偏向報道。いや偏向ならまだいい。虚偽捏造までやる。⚫BSが取材ビデオをオウムに見せたことで殺されてしまった坂本弁護士一家殺害事件。横田めぐみさん拉致に関与したと目される辛光洙の釈放を嘆願した土井たか子、菅直人、田英夫、村山富市、江田五月・・・。こんなマスコミや政治家を未だに信奉する人がいることが私には不思議でならない。企業や有名人の不祥事があるたび、口を極めて非難し世間に謝れというのがメディアの常だが、少なくともA新聞、K通信、⚫BSにそれを言う資格はない。
先の戦争を知らない私の世代ですら、左翼系メディア、文化人、政治家の偏向の呪縛から解き放たれるにいたらなかった。後の世代に公正な目を期待するしかないのが残念だ。