2020/12/20
冬至を明日にひかえた季節の変わり目、朝目を覚ましたら庭木がうっすら雪を冠っていた。雪の白に千両、万両の赤い実が映える。子どもの頃を思い出して雪うさぎを作ろうかと思ったが雪が少ないのでやめた。冷たいのがイヤだったのかもしれない。もう子どもじゃない。どころか老いぼれだ。
老いぼれのこの時季の楽しみは新酒である。家の近くの酒蔵へ行き「雪彦山」のしぼりたてを買った。
夕食は豆乳鍋にした。和風だしに豆乳を加え温まったら塩で味を調える。具は軍鶏のつみれ団子、豆腐、油揚げ、人参、椎茸、平茸、レタス、ほうれん草。正月前田というのにレタスやほうれん草がビックリするほど安くなっている。どうしたことか。ありがたいと思いながらも生産農家のことが気になる。
今年の「雪彦山」も良い出来だ。しぼりたてのフレッシュ感がたまらない。うまい。