佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『日本人よ強かになれ 世界は邪悪な連中や国ばかり』(髙山正之:著/ワック)

『日本人よ強かになれ 世界は邪悪な連中や国ばかり』(髙山正之:著/ワック)を読みました。2021年の初読みです。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

習近平のコロナ」がなければ地球は安全だった!
・これからはチャイナ・ナッシングの時代だ!
・半島とは関わらないほうがいい
アメリカ「日本弱体化計画」ニ成功セリ
日本を蝕む「武漢・朝日」ウイルスにご注意を

 

日本人よ強かになれ 世界は邪悪な連中や国ばかり

日本人よ強かになれ 世界は邪悪な連中や国ばかり

  • 作者:高山 正之
  • 発売日: 2020/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 2020年はコロナ禍に始まりコロナ渦中に暮れた。2021年の読書は中国と朝日に対する怒りで始まった。当然だろう。中国は東シナ海でも、香港でも、チベットでも、ウィグルでもやりたい放題だ。新型コロナの発生源も中国。そんな中国に対して日本のジャーナリズムは(もはやジャーナリズムと呼べない代物だが)殆ど知らん顔だ。相も変わらずモリカケ、桜と騒いでいる。ため息しか出ない。2021年一杯はコロナと付き合うしかないかと半分諦めている。
 それにしても髙山氏の仰るとおり「世界は邪悪な連中や国ばかり」だ。私にも六十年間生きてきて判ったことがある。「言っていることは建前で、やっていることがそいつの本音だ」ということ。そんな視点で中国、韓国、北朝鮮アメリカ、ロシア、その他もろもろを視ると見えてくるものがある。
 本書が書かれたのは2020年の初夏。その後、アメリカ大統領選挙でトランプが敗れバイデンが次期大統領に選ばれた。日本のジャーナリズムはほぼそうあるべきだと考えているようだが果たしてそうだろうか。アメリカはオバマ政権時の悪夢をもう一度見たいのだろうか。