2021/03/23
『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの65席目は『御慶』。別名『八五郎年始』『富八』『千両富』。
五代目・柳家小さんで聴きます。
江戸の時代も令和の時代も同じ。私も毎週 toto を買っています。おおかた当たるはずはないと思いながら、ひょっとしたら・・・などと、ついつい夢を見てしまう。
この五代目・小さんが四代目に習ったのは、富くじが当たり大家に家賃を払いに行ったときに「御慶」「永日」というのを教えてもらうという筋。それを五代目は元日の朝挨拶に行ったときに教えてもらうという筋に変える工夫をしたそうです。なるほど、確かにそのほうが話がしっくりくる。