2021/06/18
『dancyu2021年1月号』を読んだ。なぜ今ごろ1月号やねん、というツッコミもごもっとも。発刊を知りすぐに図書館に予約を入れたのだが、予約待ちでなんと6ヶ月も待たされたのだ。
創刊30周年記念大特集「おいしいレシピ」100品と銘打った記念誌である。「クッキングパパがdancyu編集部にやってきた!」 が巻頭を飾る。うえやまとち先生がお祝いに駆けつけるとはさすがである。紹介された「ザ・イタリアン鍋」はさっそく作ってみなければなるまい。
記念誌に紹介されるレシピだけあって、どれもこれも作ってみたい料理ばかり。この国をリードする料理人や料理研究家、評論家などの想像力と創造力が誌面から津波のように押しよせてくる。私の如き小者にはとてもじゃないが受け止めきれない。それでも我が愚かしき脳が僅かに刺激を受け浮かんだイマジネーションを今後の料理に活かしていこうと思う。
巻末エッセイ「一食入魂」。小山薫堂氏の食に対する気合いに、よよっと圧倒される。「おいしいはいかに感情移入できるか」そして「感情移入とは”愛”なんです」、けだし至言なり。
今日もおいしいにありがとう。