2021/08/18
新型コロナウイルス・デルタ株の勢いますます盛んにて、おとなしく在宅する毎日。我が家は7月末に2回目のワクチン接種を終えており、重症化リスクはほとんど無いと思っている。しかしそれでも感染リスクはあり、感染すると他者への感染させてしまうことも考慮せねばなるまい。チャリンコを携えて日本各地を旅したいのはやまやまだが、少し下火になるまでは自重するつもりだ。
昨日、まん延防止措置から緊急事態宣言適用へと移行してしまった。居酒屋飲みも能わず、家飲みを充実するほかない。早く恢復に向かってほしいとの願いを込めて信州塩尻から「笑龜」を4本ばかり取り寄せた。笑う亀という縁起の良さと「しょうき」の音から魔を除ける「鍾馗」をかけた願いを込めた酒。願いよ天までとどけとばかりに、まずは常温で味見をした後、ロックで存分にやった。ラベルに描かれた鍾馗様のお姿の力強いこと。ありがたや。
はじめは強めの酸を感じるが程よい甘みもあり思いのほかやわらかい味わいである。食中酒として常備しておきたいほどの酒だ。今日はロックにしたが、燗にするとさらにおいしくなるだろう。日本酒をロックにするなど許せぬと仰る御仁もあるが、水道水の氷でなければ割り水と考えて良く、それはそれでうまいものである。
肴に「オクラと木耳の中華風うま煮」「トマトとふわふわ卵のマヨソテー」「蒸し茄子と春雨の南蛮酢和え」「高野豆腐と干し椎茸の煮物」を作った。この酒はどれにも合う。