2021/12/07
本日の厨房男子。
五目豆と水餃子を作った。
五目豆や煮豆は沢村貞子さんの献立日記にしばしば出てくる。常備菜としていらっしゃったようだ。沢村さんのレシピの具材は「ごぼう、蓮根、蒟蒻、人参、昆布」だったようだが、今日私が入れた具材は「人参、椎茸、しめじ、蒟蒻、大根、油揚げ」。特にこだわりがあるわけではない。たまたま冷蔵庫に残っていた具材がこれだったということだが、できれば椎茸と油揚げは是非入れたい具材である。味と風味が増す。
水餃子は皮から作った。粉は強力粉だけを使う。強力粉と水は2:1。今日は強力粉180gに水を90g。捏ね始めはボソボソして水が足りない気がするが、信じて捏ねていると一つにまとまる。丸くなったらビニール袋に入れて5分~10分休ませる。もう一度2分ばかり捏ねて5分~10分休ませる。さらにもう一度と計三回捏ねては休ませを繰り返すと、粉がしっとり丸くツヤを持ってくる。次に丸いかたまりに打ち粉をして、手のひらで平たく押し、真ん中に穴を空けたらドーナツ状にして、さらにその輪をできるだけ均一に引き延ばす(輪っかの長さがだいたい40~60cm。輪っかをまず半分に切って、さらにそれぞれを三等分、六つの棒にする。六つの棒をそれぞれ半分に、それをさらに半分に切ると、6×4で計24のかたまりに分かれる。それに打ち粉をして棒で丸く伸ばすと24枚の皮の出来上がりである。
餡は豚ひき肉と野菜(白菜とニラ)を1:1。白菜とニラは細かくみじん切りにして軽く塩をしてしばらく置く。野菜から水が出たら搾る。豚ひき肉と野菜を混ぜ合わせ、白だしと醤油を少々入れてよく捏ねる。今日は豚ひき肉を200g、野菜200gとしたが、餡が余ってしまった。餃子の皮24枚なら、肉と野菜はそれぞれ150gほどが適量かもしれない。
包んだ餃子のうち12個を水餃子にし、残り12個は冷凍して明朝焼餃子にする。
酒は喜界島の黒糖焼酎「朝日」を湯割で。