佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

滋賀県高島市酒蔵見学

2022/03/07

 今日は高島市内の酒蔵見学をする。昨日から高島市入りして満を持しての見学である。高島市には酒蔵が5つあると聞いている。そのうち2つか3つの蔵を見学すると聞いているが、酒蔵さんとの折衝は知人任せなのでどの蔵を廻るかは実は知らない。

 8:30安曇川駅で待ち合わせ。まずは「不老泉」の銘柄で最近評価が高い『上原酒造』を訪れた。

 蔵に入るとまず最初に精米機があった。自家精米はちゃんとした酒蔵ではあたりまえのこと。求める酒質にもっとも適した米を選び、玄米から米の状態をキチンと知る。そして正確に削る。消費者に見えないこうしたあたりまえの基本をしっかりしているかどうかが見えるのが蔵見学だろう。

 作業所に入るとちょうど搾りの作業をしているところだった。こちらの蔵にもヤブタ式のものがあるそうだが、今は使っていない。すべて槽搾りだそうだ。

 蔵見学の後、店に入り「不老泉 純米吟醸 中汲み 極寒手作り 限定品」を一升瓶で買いもとめた。何が限定品なのかわからないが、いいのだ、なんとなく蔵で買うにふさわしいではないか。

 店の片隅に滾々と水が湧き出ていた。「かばたの湧き水」である。良い水は良い酒を醸すために必須のもの。良い蔵でした。「不老泉」を味わうのが楽しみである。

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 続いて見学したのは「松の花」を造る『川島酒造』。こちらも店の外にかばたの湧き水があった。高島市は良質の水が豊富で酒造りに適したところのようだ。

『川島酒造』の「松の花」は燗にしておいしい酒らしい。そもそも酒は燗で飲むもの。その基本を大切にする姿勢や良し。

 こちらの蔵では「松の花 純米生原酒 無濾過生」を買いもとめた。

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 蔵を2つ見学したらお昼前になった。私が愛飲している「萩の露」を醸す『福井弥平商店』を見学したいと思っていたが、どうやら許しが出なかったらしい。店で酒は販売していると聞いたが、酒を買うだけなら姫路市内の酒屋にも置いている。蔵見学はこれまでとし、昼飯を食べながらさっさと飲むことにした。

 ホテルの駐車場に車を駐め、昼酒をやれそうな店を探したが、なかなか良い店が見つからない。やむなく定食屋で飲むことにした。酒は何を置いているか尋ねたら「松の花」だという。それを燗にしてもらい、アテは定食のごはん抜きを注文。各自2合ばかり飲み、店を後にした。電車組はここで帰って行った。私は車なので今夜もホテルに泊まる。

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 ホテルで夕方までゆっくりして、夕食に外に出た。昨晩と同じ『魚仁』である。ビール、「不老泉」と飲み進める。肴は「へしこの炙り」「のどぐろの煮付け」。〆は「漬け丼」。今日もおいしゅうございました。特にのどぐろの煮付けは甘みを抑えたサッパリ味。私好みでした。

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