佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『天満 ひろや』で早朝吞み

2022/03/25

 昨夜は『酒と焼鳥SAKETORY』で飲み、そのまま近くのホテルに投宿。ホテルの朝食はあまり好きになれないので、素泊まりにした。しかし私は朝飯をしっかり食べる男なので、散歩を兼ねて町に歩きに出る。

 昨夜のうちにネットで『天満 ひろや』という店を見つけておいた。夜中の2時からお昼前11時まで開いている店で『深夜食堂』のような風情。当然、朝から飲める。素晴らしいではないか。私はぐっすり寝ても朝5時には目が覚める。起きてシャワーを浴び外出の身支度を調えても6時前には出かける準備は万端だ。腹も減っている。足取りも軽く1kmほど歩けば『ぷららてんま・天満市場』が見えてきた。すぐとなりが『天満 ひろや』だ。朝の6時ごろだったがちゃんと暖簾がかかっており、通りから除くとカウンターに数人のお客さんがたかって吞んでいる。いいねぇ。

 

 

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 よしっ! と気合いを入れて暖簾をくぐり、カウンターに腰掛け、とりあえず瓶ビールを注文する。キリン、アサヒ、サッポロ、何にするか訊かれたので「サッポロ」と応える。黒板に書かれたメニューを眺め、気分で肴を決める。季節柄まずは「ホタルイカ酢味噌」だろう。それを食べている間に天ぷらを揚げてもらおう。「やさい天」か「いわし天」か迷ったが、野菜は後でごはんとともに食べることにして「いわし天」に決定。うまい。ホタルイカは旬そのもの。イワシは身がふっくら、濃厚でまったりとした旨味がある。こいつはビールだけでは足りない。熱燗を注文する。

 朝からすっかりイイ気分になる。しかし今日はあべのハルカス美術館に行くつもりだ。あまり酒臭いのもよろしくない。酒はこれくらいにして、飯を食べることにした。「豚野菜炒め」と「中ごはん」を注文。汁は大将と相談して「玉吸い」を作ってもらった。すまし仕立て、味噌仕立てどちらにするか訊ねられ、味噌仕立てにしてもらう。飯は中でも普通の店なら大の量。野菜炒めもボリュームたっぷり。「玉吸い」が五臓六腑にしみわたる。酒も含めてこいつぁ最高の朝飯だ。神戸の某ホテルの朝食が世界最高と称される。「飲むサラダ」やら「コンフィチュール」やら、そんなもんしゃらくせえ。日本男児にはこいつが世界最高の”朝メシ”だぜぇ。

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