佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『大河への道』(立川志の輔:原作/長谷川康夫・飯田健三郎:執筆協力/河出文庫)

2022/04/02

『大河への道』(立川志の輔:原作/長谷川康夫飯田健三郎:執筆協力/河出文庫)を読んだ。先日、たまたま本屋で見かけて手に取った本。大好きな落語家・立川志の輔新作落語「大河への道~伊能忠敬物語~」が原作となっているとあっては、読まない手はない。

伊能忠敬の故郷、千葉県香取市の市役所に勤める池本は、観光振興策として「大河ドラマ推進プロジェクト」を任せられ、NHKに提出する伊能忠敬ドラマのあらすじを脚本家に依頼する。難渋する脚本家はふと、伊能図が将軍に上呈されたときにはすでに忠敬が亡くなっていたという事実を知る。伊能忠敬は死んだ後も生きていた…?こうして江戸後期の歴史に埋もれた奇想天外で感動的なドラマが始まる。

2022年公開の映画「大河への道」の原作本。立川志の輔新作落語「大河への道」からの文庫書き下ろし。伊能忠敬亡きあとの測量隊が地図を幕府に上呈するまでを描く悲喜劇の感動作!

 

 

 志の輔師匠の新作落語が好きで『質屋暦』『身代わりポンタ』『みどりの窓口』『ハンドタオル』等々、YouTubeに公開されているものを何度も聴いている。年が押し詰まると『歓喜の歌』を聴くことが最近の恒例にもなっている。『大河への道』も聴きたいと思ってYouTubeを検索してみたが無かった。残念である。でもいつかTVかラジオで聴けるかもしれない。先の楽しみにとっておこう。

 それにしても伊能忠敬はすごい御仁である。NHKさん。ほんとうに大河にしてはいかが?


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