佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『GANTZ:O』2016年製作/日本 配給:東宝映像事業部

2022/06/15

 本日新しいTVが届いた。

 長くシャープの亀山モデルを使っていたのだが、遂に画面の一部に黒い影が出始めたので買い換えたのである。今や「世界の亀山モデル」も過去の栄光。今度はSONYのBRAVIAにした。先日、家から一番近い家電量販店に行きTV売り場の入り口あたりで店のお買い得商品としてイチオシであったのを買った。売り場をざっと見渡すと、各種メーカーのデザインもサイズもいろいろな商品がずらりと並んでいた。安くない買い物なのですべて見てまわって比較検討すべきだったのだろう。しかし、考えてみると私には何の知識もこだわりもないのだ。希望としては「良い画質でできるだけ長く使えるものが良い」、「出来れば安い方が良い」ということぐらいだ。いろいろ見てまわったところで、どれが耐久性に優れているかなどわかろうはずがない。メイド・イン・ジャパンなら問題なかろう。画質はぱっと見で良いと感じた。高いか安いかも良くわからないから、店の「お買い得商品」という触れ込みを信じた。そんないい加減なことで良いのか? 後で後悔するのではないか? という疑問も頭をかすめたが、他に比較すべき情報を持ち合わせていないのだから、良いも悪いもない。わからないのだから後悔もないのだ。すかさず近寄ってきた販売員の説明を訳知り顔で聴き、少し迷っている風の小芝居を打つと、その販売員はここが押し時と心得てディスカウントした表示価格よりさらに1万円を引くと言う。ならばよかろうと「じゃぁ、これに決めます」と言うと、販売員はやや肩透かしを食った風な表情を浮かべた・・・ような気がした。しまった、少し値下げ交渉すべきだったかと思ったが後の祭りだ。

 買ったTVは前述したとおりSONYのBRAVIAという4K液晶テレビである。なんでも『直下型LED部分駆動により、映像をより明るく表現力豊かに再現。認知特性プロセッサー「XR」搭載のプレミアム4K液晶テレビ』だという。なんだか良くわからないがすごい。さらに『認知特性プロセッサー「XR」は映像だけでなく音の信号処理も可能に。複数の画質要素を横断的に分析・処理することによる、人が目で感じる自然な美しさと、サラウンドと定位感が向上した音の臨場感によって、究極の没入体験を実現します。』だと。映画を観るのに良さそうではないか。さらにさらに『認知特性プロセッサー「XR」の映像処理と、高精度なLEDバックライトの発光エリア制御技術により、色合いや精細感を保ったまま、動きの速い映像をくっきり&なめらかに描き出します。』だと。これはスポーツ観戦が楽しみだ。さらにさらにさらに『直下型LED部分駆動と認知特性プロセッサー「XR」によって、まばゆいほどの輝きと圧倒的な高コントラストを実現。リアリティー豊かな映像を再現でき、人の目が感じる自然な美しさを堪能できます。』だと。う~ん、旅番組も視たい、料理番組も視たいぞ!

 と、まあ、そんなことであったのだ。

 昼過ぎに業者が来てセッテイングして帰った。さっそく視てみよう。まずは迫力ある映像が愉しめそうな映画をということで、”Amazon Prime Video”で無料視聴できる『GANTZ:O』を観た。

 確かにすごい映像であった。買い換えて良かったぞ。文句なし。しかし、映画そのものの出来はどうだろう? 画面に繰り広げられるバトル映像に強く引き込まれるものの、心が揺さぶられることはなかった。おそらくは原作コミックを読み込んだファンが観ればたまらない映画なのだろうが、世相に置いてけぼりをくらっているジジイにはその良さがイマイチわからない。

 とりあえず、新しいTVの機能を実感することが出来た気がする。めでたし、めでたし。

 

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TOHO animation チャンネルのうたい文句を引いておく。

この不条理な大阪の街から生き残れるのか−!?
死んだはずの人間達と謎の星人との壮絶な死闘を描いた奥浩哉による大ヒットコミック「GANTZ」。その中でも特に人気を誇るエピソード「大阪編」がフル3DCGアニメーションで再始動する。
総監督には『TIGER & BUNNY』や、『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』など、実写映画、アニメ映画などの監督を手がけてきたさとうけいいちが、監督には日本初フル3DCG超大作『APPLESEED』でCGディレクターを手がけた川村泰が担当。脚本には『ONE PIECE FILM GOLD』等のアニメだけでなく『ストロベリーナイト』『LIAR GAME』など多くの実写作品で緻密でシリアスな傑作を手がけた黒岩勉が壮絶な戦い、個性溢れるキャラクターたちを描く。
そして、アニメーション制作は、実写版『GANTZ』シリーズのVFXを担当し実写・アニメーションのジャンルを問わず数々の大ヒット作を生み出すデジタル・フロンティア
最新技術と充実の製作陣が贈る、GANTZ濃度300%の衝撃をスクリーンで体感せよ―。


【CAST】

加藤勝:小野大輔
山咲杏:M・A・O
西丈一郎:郭智博
イカ早見沙織
鈴木良一:池田秀一
岡八郎:ケンドーコバヤシ
島木譲二:レイザーラモンHG
室谷信雄:レイザーラモンRG
アナウンサー:吉田尚記
木村準:小野坂昌也
平参平:津田健次郎
原晢男:小川輝晃
玄野計:梶裕貴


【STAFF】
原作:奥浩哉
総監督:さとうけいいち
監督:川村泰
脚本:黒岩勉
音楽:池頼広
制作:デジタル・フロンティア
配給:東宝映像事業部
製作:「GANTZ:O」製作委員会

【主題歌】主題歌:「人間ビデオ」/ドレスコーズキングレコード

http://gantzo.jp 
©奥浩哉集英社・「GANTZ:O」製作委員会