佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「ドデカロール白菜」で「山本 純米吟醸 黒ラベル」をやる

2022/12/24

 本日の厨房男子。

 今宵はクリスマスイブである。といって私はキリスト教徒ではない。浄土真宗西本願寺派である。墓参りもろくにせず、普段は仏壇に手を合わすこともないのではあるが。まあ、それでも平均的な日本人といえるのではないかと思う。ある情報によると、日本の総人口に占めるキリスト教徒は僅か0.8%らしい。なのに今日は猫も杓子もクリスマスだと騒ぐ。何故だか分からないがケンタッキーフライドチキンが馬鹿売れし、若者は街中で公然とイチャつきやがる。その後、どこにしけ込むのか知らないが、あまりに見苦しい。信仰もないままクリスマスを祝えなどという理不尽極まりないクリスマスファシズムには断固として抵抗せねばならぬ。そして、日本人はもう一度節度を取り戻さねばならぬのだ。日本男児たるもの、こんな日こそ軽佻浮薄な風潮に流されることなく、和食で酒をやらねばならぬ。そうしてこそ魂の救いはあるのだ。日本万歳! ウクライナに栄光あれ!!

 ということで夕餉に作ったのは「ロール白菜」である。ロールキャベツではない。それを土鍋で作るところが涙ぐましい。中の具材は鶏ひき肉、人参、きくらげ、小松菜、おから、卵だ。煮込むスープも梅の酸味の効いた煎り酒。そして酒は「山本 純米吟醸 黒ラベル」。神戸長田の『すみの酒店』で先日仕入れた名酒である。こいつをご近所さんのつけたたくあんと白菜漬けでグイグイ飲みながら、コトコトと鍋を煮込んだ。

 うまい。酒もロール白菜もうまい。

 パチパチ☆(o´∀`ノノ゙【★。.+:゚・*メリークリスマス*・゚:+.。★】