2023/02/25
『いわしバターを自分で』(平松洋子:著/下田昌克:画/文春文庫)を読んだ。
まずは出版社の紹介文を引く。
いつ、なにが起きるかわからない-――
緊急事態宣言⁉ それならばと余った牛乳を大量に煮詰め、「日本版チーズ『蘇』」に挑戦。巣ごもりの気晴らしには「ふきのとうの春巻き」「山椒の実の牛すじ煮込み」、知人から届いた新鮮なほやで「ほや飯」を作ってみる-―
コロナが変えてしまった世の中でも、人の信頼、味を守る工夫をみつめ、
考えながら進む人は強い。食べる現場はここにある!気になる「いわしバター」って?
「クッキングパパ」も絶賛した平松さんオリジナル傑作レシピ「パセリカレー」
ってどんな味?美味しいレシピ満載!「週刊文春」人気連載最新刊
平松洋子氏のエッセイ集。私は読まないが「週刊文春」に掲載されたものを本にまとめたものらしい。食べものにまつわるエッセイ、それもところどころに簡単な料理レシピが書いてあるとなるとまさに私の好物だ。食べものの好みは合うと思う。物事の価値観も合っていると感じる。「たわしと私」と題された章に書かれた「亀の子束子」愛など、「いいね」を何度も押したいほどだ。ただ一点、共産党副委員長山下芳生参議院議員が自宅キッチンから語りかけるツイート動画のファンであられるのはどうにもいただけません。玉に瑕とはこのことか.。目を覚ましていただきたい。この部分は読まなかったことにする。
自分でも作ってみたいと保存したレシピは次のとおり
- いにしえのミルキー(蘇)
- 凍みこんにゃく
- パセリカレー
- たぬき豆腐
- ふきのとうのヒメノ式(「ヒメノ」は姫野カオルコ氏のこと)
- あさり飯
- にんにくのピュレ
- 干しきゅうり
- いわしバター
- 夏野菜のくったり煮
- 牡蠣めし
- 極道すきやき(宇野千代氏のレシピ)