佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

Mar 20, 2023 Jackson Browne at Festival Hall, Osaka, Japan

2023/03/20

 6年ぶりの Jackson Browne 日本公演、初日の大阪フェスティバルホールに行った。振り返ってみると、6年前には10月23日オリックス劇場の公演に行ったのだった。J.Bの公演にはさらにその前、2015年3月9日公演(愛知芸術劇場)にも駆けつけたので、今回が3回目ということになる。私もだんだん歳をとる。J.Bもまた然りだ。来日のニュースが流れるたびに、もうJ.Bのライブを観るのもこれが最後かもしれないとの思いで駆けつけるのだ。

jhon-wells.hatenablog.com

 

 このたびの会場は大阪フェスティバルホール大阪駅から1kmほど南に歩けば行ける便利な場所だ。到着時刻に二時間ほどの余裕を見て早めの便を選び大阪駅行き高速バスに乗った。ところが宝塚インターあたりから渋滞で一時間以上遅れた。仕方なく千里でバスを降り、電車で梅田に出たのだが、開演時間までに一時間を切ってしまったので、夕食を兼ねて立ち飲み居酒屋で吞んだ。梅田駅からフェスティバルホールへの道すがら大阪第三ビルの『徳田酒店』である。ほんとうは少し贅沢してまったりした時間を過ごすつもりだったのだが、やむを得ない。立ち吞み上等である。

 慌ただしく注文したのはポテサラと生ビール。そして昆布出汁チャーシューに「呉春」の冷や。〆は鉄火巻き。ポテサラも昆布出汁チャーシューも鉄火巻きもすべて390円と激安だ。飲み物代も入れて2,000円ほどで済んだ。

 会場に到着したのは開演五分前。汗をふきふき席について待ったが、開演は予定時間より二〇分程度遅れた。やれやれ、今日はなにもかも遅れる日だ。

 公演中の写真、録音は禁止。

 今日のセットリストは次のとおりであった。

【Setlist】
 <第一部>

  1. Before the Deluge (1974年、アルバム「Late For The Sky」収録)
  2. I'm Alive (1993年、アルバム「I'm Alive」収録)
  3. Never Stop (2002年、アルバム「The Naked Ride Home」収録)
  4. The Barricades of Heaven (1996年、アルバム「Looking East」収録)
  5. Fountain of Sorrow (1974年、アルバム「Late For The Sky」収録)
  6. Rock Me on the Water (1972年、アルバム「Jackson Browne」収録)
  7. Downhill From Everywhere (2021年、アルバム「Downhill From Everywhere」収録)
  8. Call It a Loan (1980年、アルバム「Hold Out」収録)
  9. Here Come Those Tears Again (1976年、「The Pretender」収録)
  10. Linda Paloma (1976年、アルバム「The Pretender」収録)

 <第二部>

  1. Until Justice Is Real (2021年、アルバム「Downhill From Everywhere」収録)
  2. The Dreamer (2021年、アルバム「Downhill From Everywhere」収録)
  3. The Long Way Around (2014年、アルバム「Standing In The Breach」収録)
  4. Sky Blue and Black (1993年、アルバム「I'm Alive」収録)
  5. In the Shape of a Heart (1986年、アルバム「Lives In The Balance」収録)
  6. Doctor My Eyes (1972年、アルバム「Jackson Browne」収録)
  7. Late for the Sky (1974年、アルバム「Late For The Sky」収録)
  8. The Pretender (1976年、アルバム「The Pretender」収録)
  9. Running on Empty (1977年、アルバム「Running On Empty」収録)

 <アンコール> 

  1. The Load-Out (1977年、アルバム「Running On Empty」収録)
  2. Stay (1977年、アルバム「Running On Empty」収録)
  3. Take It Easy (1973年、アルバム「For Everyman」収録)
  4. Our Lady of the Well (1973年、アルバム「For Everyman」収録)

 全23曲中、’70年代にリリースされた曲は13曲。’80年代のは2曲、’90年代のは3曲、2000年代は5曲であった。’70年代から’80年代はじめに青春時代を過ごした私としてはうれしい選曲。なかんずく終盤の”Doctor My Eyes”→”Late for the Sky”→”The Pretender”→
”Running on Empty”→<アンコール>”The Load-Out”→”Stay”→”Take It Easy”→”Our Lady of the Well”<お開き>と続いた’70年代メドレーは圧巻。感涙ものでした。特にJ.Bの公演では定番ですが、”The Load-Out”、”Stay” の二曲はやはりライブで聴いてこそ味わいのある曲です。何度聴いてもイイ、あらためてそう思いました。