土曜日に日が変わった深夜、『麗しのサブリナ SABRINA』(1954年・アメリカ)を観ました。
監督・脚本・製作:ビリー・ワイルダー
キャスト
サブリナ…オードリー・ヘプバーン(池田昌子)
ライナス…ハンフリー・ボガート(久米明)
デイビッド…ウィリアム・ホールデン(近藤洋介)
フェアチャイルド…ジョン・ウィリアムズ(坂口芳貞)
オリバー・ララビー…ウォルター・ハムデン(大木民夫)
エリザベス…マーサ・ハイヤー(佐藤しのぶ)
グレチェン…ジョーン・ヴォーズ(松谷彼哉)
サブリナは大富豪ララビー家のお抱え運転手フェアチャイルドの娘。年頃の彼女はララビー家の次男デイビッドに夢中だったが、パリの料理学校へ行くことに。2年後、エレガントに成長して帰国したサブリナに今度はデイビッドが夢中になる。仕事人間の長男ライナスは、サブリナを再びパリへ追いやろうと計画するが……。
名匠ビリー・ワイルダー監督によるロマンチック・コメディー。こうしたタッチの映画を観るのは気分が良い。無邪気というか、能天気というか。罪が無いのである。
サブリナの父(ララビー家のお抱え運転手)が後部座席に座るライナスに対し「同じ車に乗っていても前と後ろの席にの間には壁があるのです」と語る場面が良い。
良い場面と言えばサブリナがライナスのオフィスを訪ね、そこで簡単な料理をしようとした場面。そこで彼女が着ていた黒いスリムフィットの八分丈パンツ(サブリナパンツ)が良かった。スリムに過ぎると思えるオードリー・ヘプバーンのスタイルがいきるパンツだと思う。