佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日の晩飯

イカの黒作りをお節介焼きさんからいただきました。酒のアテに最高です。 旨い!!雪の中、お出ましいただきありがとうございました。 これをアテにお酒をいただきながらちょっとだけ台所に立ちました。毎年私は鰤を担当します。ブリ大根。 鰤カマ焼き。 丹…

『STORY BOX Aug.2009 vol.01 誤飲

半衛門は、河の流れにぐいと目を向けた。「気に入らぬ者を見殺しにしたとあっては、皆に笑われるわ」 叫ぶや馬腹を勢い良く蹴った。「我に続け」 真っ先に、どっと河へと馬を入れた。 (本書P321 小太郎の左腕より) 『STORY BOX vol.01 誤飲』(小学館)を…

美女と竹林

「涙とともに竹を切った人間でなければ、人生の意味は分からない」 (本書P58より) 『美女と竹林』(森見登美彦/著・光文社文庫)を読みました。 作者、登美彦氏が主人公の物語です。物語といっても大したストーリーがあるわけではありません。登美彦氏がな…

森山大道 路上スナップのススメ

何が大事かと聞かれたら、僕は必ずこう答えてきた。『とにかく表へ出ろ』と。そして、『歩け、とにかく歩け。それから、中途半端なコンセプトなどいったん捨てて、何でもかんでも、そのとき気になったものを、躊躇なくすべて撮れ』と。 (本書p6 序章より…

雪の大晦日

少し雪が降っています。寒いです。寒さも大晦日らしくて良いですね。 今朝の明神山です。 うちの庭にもうっすらと雪が…… 庭に生えたノースポールの花も寒さに萎んでいます。

鯛めし

久々に鯛めしをつくってみました。鯛を焼きます。米1にだし汁1.2の割合酒、醤油で味付け昆布を入れ焼き鯛をそのうえに載せて炊く。ちょっと鯛が大きすぎてしっぽがはみ出してしまいました。土鍋の蓋がきちんと収まらなかったので、炊きにムラが出来まし…

「れんこんまんじゅう」 と 「れんこんのおやき」

師走という誰もが走り回り、誰もが目尻がつり上がっているこの時期、世間の空気も読めず、本を読みふける私に対する家族の冷たい視線をかわすためには「なにかウマイものを食わせる必要があるな」と浅知恵をはたらかせ夕食を作りました。知人からいただいた…

今日の昼飯 一人前100円?

年末は慌ただしい。みんな用事で出かけている。年賀状の印刷を終え、郵便局に投函し終えた今、いちばん手が空いているのは私である。当然、昼飯の調理は私が担当することになる。スーパーで売っていたゴマさばの切り身が298円。モヤシは正確な値段は忘れ…

もうちょっとです

この二日間、ヘソを曲げたプリンターと悪戦苦闘。 やっとのことでご機嫌を直して仕事をしてくれています。 残り70枚。 もうちょっとで刷り上がります。 「年賀状は25日までに」という優ちゃんのお願いだったのに… 優ちゃん御免!!

聖なる夜に……  ひょこむカフェなう

姫路の冬に暴力的な猛威をふるうクリスマスという厚顔無恥な馬鹿騒ぎを憂い、昨今の恋愛礼讃主義に敢然と異を唱え、かような理不尽極まりないクリスマスファシズムに対し「日本人はもう一度節度を取り戻さねばならぬ」と固く心に誓うひょこまーの哀しくも知…

夕日ヶ浦温泉 カニツアー

2010/12/23職場の仲間とカニを食いにバスを仕立てて行ってきました。今回、旅のお供に選んだのは「帰山 参番」このお酒の特徴は「-16」の日本酒度。そんな甘々の酒が飲めるか! とお怒りになる硬派の御仁もいらっしゃるでしょうが、この酒、ほかの日本酒に…

遠野物語

『遠野物語』(森山大道/著・光文社文庫)を読みました。というか三分の二は写真ですから、三分の二は見ましたといった方がよいでしょう。「ブレ・ボケ・アレ」といわれる前衛的写真の大家として名前は存じていましたが、特に信奉者であったわけではありませ…

ハズカシー

会社帰りに車のラジオから聞こえてきた曲……こんな歌詞でした。 My honey おまえは俺の腕を掴みついてこいや 俺の行く夢の中に泣いたり笑ったりもあるだろうがまじ 愛の無い歌を俺は歌わない今すぐに信じろなんて言わないただ もっとそばにおいで そう stand …

川亀 純米吟醸 中汲み しぼりたて無濾過生原酒

本日の一献は『川亀 純米吟醸 中汲み しぼりたて無濾過生原酒』でございます。愛媛新聞に包まれています。首に掛かった札がラベルがわりです。包みをとると、それこそ飾り気のない透明の瓶に酒が入っています。酒の色がよく判ります。底の方に少しにごりがあ…

本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2010-2011』

通勤電車が毎日の貴重な読書時間である以上、本は片時も手放せない存在です。読み終えたのに次の本が手元にない……この絶望感! 考えたくもない。だからいつもカバンには三冊、本を入れています。小説とエッセイと極めてまれにビジネス書。ゆえにカバンはいつ…

酒呑みの自己弁護

井伏鱒二先生は、ぬるい風呂にはいられるそうだ。その湯を少しずつ熱くしてゆく。そうすると、さっぱりとして、宿酔がなおってしまうという。 ある人が、先生、それからあとどうなさるんですかとたずねた。 井伏先生は、妙なことをきくなという顔で答えられ…

十二六 甘酸泡楽

大変めずらしい飲みものです。古僧永承さんからいただきました。「どぶろく」と侮ってはいけません。甘みと酸味のバランス良く、にごりのまったり感を炭酸がスッキリとさせてくれています。「甘酸泡楽」とは言い得て妙です。原材料:米、米麹 精米歩合:70%日…

ネクタイと江戸前

いつであったか、地下鉄の中で向こう側に座る男を睨みながら、祖母が私の耳元で囁いた。「おまい、まちがったってつっかけで地下鉄に乗ったりするんじゃあないよ」 以来私は、サンダルどころかスニーカーをはいて外出したこともない。個人的にはさしたる気構…

なにわ「純米吟醸生原酒しぼりたて」

本日の一献は なにわ「純米吟醸生原酒しぼりたて」です。カワハギと鱈の魚チリを食べながらいただきました。フルーツのような甘い風味のある酒。酸味も丸くやさしい味です。たとえるならば芯のところにたっぷり蜜を含んだりんごでしょうか。 製造元 : 浪花…

霧の果て 神谷玄次郎捕物控

「いやねえ」 玄次郎の腕から解き放たれると、お津世はのろのろと身体を起こし、髪に手をやりながら玄次郎を軽く睨んだ。「朝っぱらから、さ」 だがその眼は潤み、唇は生き生きと血の色を浮かべ、頬は上気している。女などというものは、所詮けだものだな、…

『雷桜』

「たとい江戸と瀬田村と離れて暮らしておろうとも心が通じていれば、それでよいとは思わぬか?」「・・・・・・・・・・・・・」 (本書287Pより) 『雷桜』(宇江佐真理/著・角川文庫)を読みました。 裏表紙の紹介文を引きます。 江戸から三日を要する山間…

『子育て侍』『竜笛嫋々』『春雷道中』 -酔いどれ小籐次留書-

忠義を尽くす主(あるじ)はただ一人。思いを寄せる女性(ひと)もただ一人。 佐伯泰英・著(幻冬舎文庫)、酔いどれ小籐次留書シリーズ第七弾『子育て侍』、第八弾『竜笛嫋々』、第九弾『春雷道中』を読みました。このシリーズ、読み始めるとやめられません…

酒屋八兵衛 山廃純米酒

本日の一献は「酒屋八兵衛・山廃純米酒」でございます。今日は夕方から急に冷え込みました。こんな日は燗酒が恋しくなります。燗にして美味しい酒。ぬる燗でいただきました。優しい含み香。ほっこりした米の旨味。口中に拡がるコク。案外さっぱりしたキレ、…

ダナエ

わが思惟するものは何ぞや すでに人生の虚妄に疲れて 今も尚家畜の如くに飢えたるかな。 我れは何物をも喪失せずまた一切を失ひ尽せり。 萩原朔太郎 『氷島 -乃木坂倶楽部-』より抜粋 『ダナエ』(藤原伊織/著・文春文庫)を読みました。 ダナエ (文春文庫) …

阪急電車の車窓から この写真を観て、ピンと来た人はかなりの有川フリークですね。 オマケです。 今年の3月27日に小林駅で撮りました。 有川フリークならおわかりのはず……

2010/12/11-12 忘年会ツーリング

先週は安芸灘とびしまを走ったが、今週は相生→赤穂→日生→備前片上→和気を走りました。忙しいことです。しかし、これがおそらく今年の走り納めとなります。12月11日(土)は朝から姫路相生C.Cでゴルフコンペ。夕方からチャリンコ有志による忘年会ツーリングに…

安芸灘とびしま海道オレンジライド2010  2010/12/5

12月5日は「安芸灘とびしま海道オレンジライド2010」に参加しました。今年が初めてのイベントだそうです。つまりは第一回。記念すべき参加です。 前夜は呉に宿泊。スタート地点は上蒲刈島の県民の浜。呉から25㎞ほどの道のりです。ウォーミングアップをかね…

「こだま」なう

広島からの帰り、初めて「こだま」に乗りました。よ~空いとるの~、よしよしと思っていましたが、まだ、福山。しかもロングステイ。17:56に広島を出たのに、まだ広島県。広島駅で買ったアナゴ飯と酒は列車が広島駅を滑り出した頃、完食、完飲。車中で読んで…

呉の夜

皮の味噌煮で生中を一杯。牡蠣の串焼きで日本酒「水龍」を一杯。牡蠣の天ぷらで日本酒「水龍」をもう一杯。

安芸灘とびしま海道

2010/12/4明日開催される「安芸灘とびしま海道オレンジライド2010」参加のため、呉に宿泊中。今日は輪行で広まで来て、その後、集合場所の下見を兼ねて下蒲刈島、蒲刈島を試走しました。とびしま海道への入り口は安芸灘大橋です。この橋の向こうに島々が…