佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

もうあかん・・・限界や!

昨日から、ずぅ~っと同窓会の準備。「ずぅ~っと」と云っても、CDを聴きながら、ときどき本も読みながらのことではあるが。名簿の整理、出席者名簿や会計報告書の作成、学歌の歌詞印刷など、早くやらなければと思いながら、ずぅ~っと先延ばししてきた作業…

『ふたりだけのSeason / わたせせいぞう(著)』(角川文庫)を読む

(男) それにしても遅いナ・・・・・・・・・・・・・・カノジョは思った 15分位待たせても 罰が当たらないんじゃないかと・・・・ (本書21P-22P) ふたりだけのSeason (角川文庫―わたせせいぞうコレクション)作者: わたせせいぞう出版社/メーカー: 角川書…

『ふたりだけのSeason / わたせせいぞう(著)』(角川文庫)を読む

(男) それにしても遅いナ・・・・・・・・・・・・・・カノジョは思った15分位待たせても罰が当たらないんじゃないかと・・・・ (本書21P-22P) ちょっと気分を気分を変えてみた。春から何かと落ち着かなかった。色々なことがあった。自分がバタバタと走…

『天保悪党伝 / 藤沢周平(著)』(新潮文庫)を読む

「おれも悪(わる)なら、金子市も悪。おれたちはそのようにしか生きられねえのだ。おめえがいちいち気に病むのはよしな。いいか」 三千歳の胸に、直次郎の声がこれまでになく、あたたかく入りこんで来た。三千歳は笑った。天保悪党伝 (新潮文庫)作者: 藤沢…

『天保悪党伝 / 藤沢周平(著)』(新潮文庫)を読む

「おれも悪(わる)なら、金子市も悪。おれたちはそのようにしか生きられねえのだ。おめえがいちいち気に病むのはよしな。いいか」三千歳の胸に、直次郎の声がこれまでになく、あたたかく入りこんで来た。三千歳は笑った。藤沢周平氏のピカレスク小説である…

今日の夕食 普通のカレーながら・・・隠し味は・・・?

休日の食事は私がつくることが多いのですが、今日は冷蔵庫を覗くとほとんど何もない。牛挽肉の冷凍が少しとカレー粉(バーモントカレー)が半箱あったのでカレーをつくることに。野菜は畑で採れたのが沢山あるので野菜カレー。見た目何の変哲もなく、むしろ…

☆大人買い☆「20世紀少年」「21世紀少年」「PLUTO(プルートウ)」

ヤフオクで衝動おとな買い。浦沢さん、気合い入れて読ませてもらいます。 20世紀少年 ともだち予言者ギターを持った英雄 愛と平和さいかい最後の希望 真実ケンヂの歌 ラビットナボコフ 顔のない少年成分表示ともだちの顔 終わりの始まり 少年と夢ばんぱくば…

昨夜の一献 「いちぐらむ」にて

昨夜は読書会に出かけましたが、開始時間に30分ばかり余裕があったので、近くの居酒屋で時間をつぶしました。高砂市阿弥陀町の洋風居酒屋「いちぐらむ」初めての店だったので、中の様子もわからずバーボンでもやるか、と思いドアを開けると、カウンターの向…

月一の読書会 『四金会』

昨夜は第四金曜日ということで、月一の読書会『四金会』に参加。今月のテーマ図書は谷崎潤一郎氏の『陰翳礼讃』でした。 昨夜は私を含め11人が参加。それぞれ感想を述べ合い、質問や議論、さまざまな話題に花が咲きました。『陰翳礼讃』については2年前の…

妖怪道五十三次

昨日28日、「水木しげるの妖怪道五十三次展」に行ってきました。加古川総合文化センターで開催されています。ご存じ広重の「東海道五十三次」を下敷きに描いた「妖怪道五十三次」。 広重の図版と対比する形で天才水木しげる風の五十三次が堂々と展示してあ…

『青春夜明け前 / 重松清(著)』(講談社文庫)を読む

妻よ、娘たちよ、そして あの頃 好きだった カノジョたちよ。これが男子だ!青春シコシコ7連発! \文庫オリジナル/みーんな悩んで(アソコが)大きくなった 重松清氏の短編小説集『青春夜明け前』を読みました。今月12日に発刊された重松氏の文庫最新刊…

『青春夜明け前 / 重松清(著)』(講談社文庫)を読む

妻よ、 娘たちよ、 そして あの頃 好きだった カノジョたちよ。 これが男子だ!青春シコシコ7連発! \文庫オリジナル/ みーんな悩んで (アソコが)大きくなった青春夜明け前 (講談社文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/12メディア…

昨日の書寫山 その5

19:33 十九番観音前から、田宴アート・ライトアップを撮る。暗くて鮮明には写りません。私のカメラではこれが限界。カメキチさんと神戸新聞さんに期待。 19:48 田宴アートに炎と煙が襲いかかる。大丈夫か? 20:05 ロープウェイで「はばタン」…

昨日の書寫山 その4

18:47 摩尼殿にあがる階段に並べられたロウソクに灯が入っていました。 18:54 あたりがだんだん闇につつまれ、厳かな雰囲気の中、とある家族が写真を撮りあっている。この風景は心に焼き付くことだろう。 19:07 摩尼殿を闇がつつむ。ずっと眺…

昨日の書寫山 その3

18:29 そろそろ夕暮れ蝉しぐれのなか、書寫山から西の空を望む 18:36 圓教寺講堂今日は武道大会があったのか。荘厳な空気はさすがだ。 18:43 摩尼殿裏あたりも薄暗くなり、神秘的な佇まい。

昨日の書寫山 その2

17:57 摩尼殿に向かう参道で奉納武道大会から帰る子供たちとすれ違う。白い道着にキリッと締めた帯が清々しい。 18:00 摩尼殿万灯供養にそなえて階段にはロウソクが並べられていました。 18:05 摩尼殿前の茶店で夕食汗をかいた後のビールがウ…

昨日の書寫山 その1

17:36 ロープウェイ山上駅展望台からの眺め。今年は黄色の稲も無事育ち順調ですね。稲穂が出れば、また違う色もでてくるそうです。楽しみです。 17:45 十九番観音像前からの眺め。田宴アートの全景を視るのはやはりここからが一番。すばらしい眺め…

『人情裏長屋 / 山本周五郎(著)』(新潮文庫)を読む

人間が生活してゆくには、大なり小なり他人を押しのけななくてはならない。伊兵衛にはそれができなかった。目に見えなければいいけれども、少しでも、自分が誰かを押しのけ、誰かに邪魔になっている、ということがわかると、決してその席にとどまることがで…

しまった!! ・・・・忘れてた。

テレビで『20世紀少年 第1章 終わりの始まり 』を放映しています。すっかり忘れてました。原作を買わなければ・・・・(^^;) http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=86542 ヤフオクで落札しました。即決大人買い。「20世紀少年全22巻 21世紀上下+プルートゥ全8…

『人情裏長屋 / 山本周五郎(著)』(新潮文庫)を読む

人間が生活してゆくには、大なり小なり他人を押しのけななくてはならない。伊兵衛にはそれができなかった。目に見えなければいいけれども、少しでも、自分が誰かを押しのけ、誰かに邪魔になっている、ということがわかると、決してその席にとどまることがで…

ぶらり西宮(その5)

武庫川を仁川で土手を越えて西へ向かうと「門戸厄神」。参拝し、南に下ると「神戸女学院」がありました。もう三〇年ほど前のことになりますが、私が大学生だった頃、この学校の女学生にはなかなか合コンをして貰えなかったなぁ・・・などと埒もないことを考…

ぶらり西宮(その4)

甲子園をあとにして、もう一度北に上がり、見たいところを三カ所ほどまわったあと、自転車は東へ。武庫川まで突き当たりました。武庫川沿いには河川敷が整備されていてスポーツやバーベキューを楽しむ人々で賑わっていました。サイクリングロードも整備され…

ぶらり西宮(その3)

今度は東の方に走り今津方面へ。ここにも古い小学校がありました。美しい西洋風の校舎。「六角堂」というそうです。この「六角堂」はあたりが焼け野原になった第二次世界大戦にも焼け残り、移築されたものとききます。阪神大震災もくぐり抜け、地元の人に愛…

ぶらり西宮(その2)

そのまま、西の方に走ると「えべっさん筋」である。この筋を北にあがると「西宮神社」だが、途中、浜脇小学校へ。古い小学校です。明治5年に設立され、創立132年を数える学校です。酒蔵といい、年月を重ねた学校といい、歴史を感じる街です。当然、「西宮神…

ぶらり西宮(その1)

今日は一日、西宮をぶらり。市内をあちこち見て回りました。仕事の絡みでちょっと見たいものがあってのことですが、休日を利用してのことですからトレーニングがてら自転車で見て回りました。10:00 西宮市役所駐車場に到着。自転車を組みいざ出発。市役所に…

『あやしい探検隊 バリ島横恋慕 / 椎名誠(著)』(角川文庫)を読む

ぼくは「イカン・リカリカ」を注文した。 沢野は「イカン・バカ」を注文した。 「イカンバカ」は「いやんバカ」にも似ている。 (本書23Pより) あやしい探検隊 バリ島横恋慕 (角川文庫)作者: 椎名誠,沢野ひとし出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/01…

『あやしい探検隊 バリ島横恋慕 / 椎名誠(著)』(角川文庫)を読む

ぼくは「イカン・リカリカ」を注文した。沢野は「イカン・バカ」を注文した。「イカンバカ」は「いやんバカ」にも似ている。 (本書23Pより)『あやしい探検隊 バリ島横恋慕』を読んだ。椎名誠氏のあやしい探検隊シリーズ第8作である。私は本書をてっき…

『五郎治殿御始末 / 浅田次郎(著)』(新潮文庫)を読む

いかな覚悟の戦でも、先駆ける者はさほど怖い思いはせぬ。怖いのは後に続く者だ。怖いと思うたらけっして尻込みをしてはならぬ。人に先んじて死に向き合えば、怖い思いをしなくてすむ。そして生きるか死ぬかは、人間が決めることではない。 (五郎治殿御始末…

昨日、今日

昨日(8月8日)暑かった、とにかく暑かった。お城の向こうににょきにょきと湧き上がるような雲。あ、雲は「もくもくと」のほうが適当か・・・・・?17:30- ねねやんとマーちゃんと船場川・川床でJAZZ聴きながら一杯。(というか、カクテル・ソルティーSHIRAS…

『きれぎれ / 町田康(著)』(文春文庫)を読む

そもそも俺は、いろいろな仰々しい道具や機械も厭で、なぜかというと、その機械、例えば魚焼き機などという、即物的でグロテスクな機械が目の前にあることによって、例えば、鯖を焼いて食いたい、という自分の貧しい欲望が具現化してそこにあるような気持ち…