佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『純米大吟醸 鵬』を飲む

先日、智頭町は諏訪酒造で買い求めた『鵬』を飲んだ。至福。 大吟醸にありがちな香り高くすっきりと云うのではなく、ふっくらとうまみが濃厚で味わい深いところが良い。 最初甘く、旨味がじんわり口中に広がり、後に吟醸香が鼻にスゥッと抜け、最後に残る酸…

「ニッポン居酒屋放浪記 望郷篇」(太田和彦著・新潮文庫)を読了

ニッポン居酒屋放浪記 望郷篇 (新潮文庫)作者:太田 和彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/11メディア: 文庫 私が酒を飲むうえでの師と仰ぐ(勝手に我が師と仰いでいるだけで知り合いではない)太田和彦氏の居酒屋放浪記第3弾(完結編)である。本を手に…

智頭町を歩く

出張で智頭町を訪れた。会議まで2時間ほど待ち時間があったので昼食がてら智頭町をぶらぶら歩いた。町の中を千代川が流れ、宿場町(智頭宿)の情緒が漂う古い町並みがすばらしい。智頭宿があったあたりを歩いていると石谷家住宅という大屋敷があった。敷地3…

幻の銘酒「おんな泣かせ」を飲む

変わった名前の酒である。一度聴くと忘れられない名前でもある。会社帰りにふと酒屋に立ち寄り買い求めた。酒屋のご主人のお薦めである。今日入ったばかりだそうで、この日を待ちわびるファン(それもマニアックなファン)が多いそうだ。 蔵元は酒名「若竹鬼…

「闇の守り人」(上橋菜穂子著・新潮文庫)を読了

「精霊の守り人」につづく守り人シリーズ第二弾「闇の守り人」を読んだ。前作を読んだのが8月の中旬のことであったから、第二作を読むまでにずいぶん日が経ってしまった。 読みたいと思って買い置いている未読本の山があるからついつい後回しになっていたの…

「アルマゲドン」に涙

アルマゲドン [DVD]出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント発売日: 2006/01/25メディア: DVDテレビでアルマゲドンを放映していたので、久しぶりに観た。 この映画を観たのは1998年12月、年も押し詰まった仕事納めの日に一人で観に行っ…

「数学ふしぎ・ふしぎ」(矢野健太郎著・新潮文庫)を読了

昭和58年10月25日発行、矢野氏が数学のおもしろさ、不思議を私のような頭の悪い者にも興味が持てるように わかりやすく書いてくださった本だ。もう、絶版になっているが「TREE HOUSE」で見つけ買ったものだ。 以前、小川洋子氏の「博士の愛した数式」を読ん…

「灘の男」(車谷長吉著:文藝春秋刊)を読了

粋で、いなせで、権太くれ。「それが灘の男や。」 帯のキャッチフレーズである。播磨は今、祭り真っ盛り。姫路出身の車谷長吉氏の「灘の男」を読んだ。灘の男作者:車谷 長吉出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/05メディア: 単行本 「灘のけんか祭り」の…

「ニッポン居酒屋放浪記−疾風篇」(太田和彦著・新潮文庫)を読了

昨日は記憶を無くすほど酔っぱらってしまった。飲み始めの時間帯は記憶があるが、途中から記憶が無い。どうして帰ったか、どうしてベッドにたどり着いたか不明である。誰かに迷惑をかけなかったかといささか不安になる。下手な飲み方をしたものだと自己嫌悪…