佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

堂安律の育った町を歩き、伝説の書店『小林書店』へ行く

2022/12/02 昨夜は阪神尼崎駅近くのホテルに宿泊。今朝はTVでサッカーワールドカップ・予選リーグ「日本 VS スペイン」戦を観戦。堂安律の同点弾、田中碧の逆転ゴールを観たばかり。未だ興奮冷めやらぬ状態である。尼崎といえば堂安律の出身地。調べてみる…

本の会@米ギャラリー大手前

2021/12/16 今日の午後は米ギャラリー大手前にて「本の会」に参加。 今日の紹介本は右上から、下記リンクのとおり。 私の紹介本は太田和彦氏の四冊。私の旅の仕方にかなりの影響を与えてくれた本です。太田氏の他のご著書も含め、ある意味私に人生の楽しみ方…

「本の会」@米ギャラリー大手前

2021/03/18 米ギャラリー大手前にて「本の会」。それぞれ持ち寄った本から派生して、農業、教育、森の生活、新左翼の構造、結婚するなら、御伊勢さん・こんぴらさん詣で、中村哲・・・等々、興味津々の話題百出。3時間以上があっという間に経ちました。 天…

ブロードウェイの天使

『ブロードウェイの天使』(デイモン・ラニアン:著、加島祥造:約/新潮文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 ブロードウェイの場外馬券屋<ベソ公>は、賭金20ドルのカタに、人形みたいな女の子を預かるが、梨のつぶてをくらって途方…

2015年4月の読書メーター

2015年4月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2061ページナイス数:1547ナイス 3月に北森鴻氏のミステリ『花の下で春死なむ』を読んでからすっかり北森ワールドにはまってしまった。ミステリとして優れるだけでなく、登場する料理のおいしそ…

香菜里屋を知っていますか

『香菜里屋を知っていますか』(北森鴻:著/講談社文庫)を読了。 まずは出版者の紹介文を引きます。香菜里屋シリーズ完結編。当店の裏メニュー。それはお客様が持ち込む謎と、その解決です。ビアバー香菜里屋は、客から持ちこまれる謎がマスター・工藤に…

蛍坂

『蛍坂』(北森鴻:著/講談社文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。ほろ苦くて美味しい、だからこそせつないミステリー! ビア・バー「香菜里屋(かなりや)」シリーズ第3弾。「この街で、オレを待ってくれる人はもう誰もいない」戦場カメラマ…

メイン・ディッシュ

『メイン・ディッシュ』(北森鴻:著/集英社文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 小劇団「紅神楽」を主宰する女優・紅林ユリエの恋人で同居人のミケさんは料理の達人にして名探偵。どんなに難しい事件でも、とびきりの料理を作りながら…

たんぽぽ娘

『たんぽぽ娘 ”The Dandelion Girl”』(Robert F.Young:著/復刻ドットコム)を読了。まずは出版社の紹介文を引きます。『たんぽぽ娘』を単独で、ファンタジックな画風が特徴的な牧野鈴子のイラストにて単行本化! 翻訳は『2001年宇宙の旅』でもおなじみ、…

桜宵

『桜宵』(北森鴻:著/講談社文庫)を読了。 ビアバー《香菜里屋》シリーズ第2弾。前作『花の下にて春しなむ』ですっかり本シリーズのファンになってしまった私である。「願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」と詠んだ西行にちなみ、吉野…

3月の読書メーター

2015年3月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2405ページナイス数:1454ナイス 先月は自分で車を運転しての出張が多く、あまり本が読めなかった。やはり通勤と出張はバスと電車に限る。 読んだ本の中では北森鴻『花の下にて春死なむ』が良か…

珈琲店タレーランの事件簿(4) ブレイクは五種類のフレーバーで

『珈琲店タレーランの事件簿(4) ブレイクは五種類のフレーバーで』(岡崎琢磨:著/宝島社文庫)を読みました。 ちょうど3月下旬に読むにふさわしい一冊。なにかと忙しく一気読みとはいかなかったが、梶井基次郎に想いをはせながら読ませていただきまし…

じゃりン子チエ―チエちゃん奮戦記 (18)

『じゃりン子チエ―チエちゃん奮戦記 (18)』(はるき悦巳:著/双葉社 ACTION COMICS)を読了。 時は春。いつもの事ながらジュニアがノイローゼに。ジュニア君、私にはわかるよ。冬の間に鬱積したエネルギーが春になると爆発しかねない状態になるのだね。し…

あい - 永遠に在り

曾子曰吾日三省吾身為人謀而忠乎与朋友交言而不信乎伝不習乎 (中略) 「あれは『論語』だよ。海の向こうから渡ってきた、ひとの道を説いた書さ」 あいの考えている事がわかったのだろう。年子は難しい顔で室内に目をやった。「蕪かじりの百姓の倅どもに論…

鳴海璃子 VS 壇蜜 VS しろくま

うっかりしているうちに、昨年、いつの間にか本屋特集の雑誌がいろいろ発刊されていた。 「うかつであった」と反省しつつ、amazonで購入した。 2014年4月「ケトル」(旅に出たら本屋に行くのが大好き!)、2014年8月「BURUTUS」(合本・本屋好き…

永井荷風選集

文藝春秋編のアンソロジー『もの食う話』の中に収められた「妾宅」で初めて永井荷風を読み、ネットで古本を衝動買いしてしまった。昭和31年に発刊された選集である。 文庫ものなら、通勤途中や出張中の乗り物内で読めるのだが、こうした全集ものはなかなか…

もの食う話 文藝春秋編

『もの食う話』(文藝春秋編/文春文庫)を読みました。 出版社の紹介文を引きます。 鷗外、荷風、百閒、夢野久作、岡本かの子に、吉田健一、福田恆存、澁澤龍彦、筒井康隆、水木しげる……食にまつわる不安と喜び、恐怖と快楽を余すところなく描いた傑作の数…

2015年2月の読書メーター

2015年2月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:3652ページナイス数:2321ナイス三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)の感想待ってました! 三匹のおっさんReturns!!! 読み慣れたためか、第1弾ほどのわくわく感は無い。しかし最後におまけが…

SAYONARA 国立競技場 56年の軌跡

Club toto の抽選に当たりました。 どうせならくじのtotoを当てたかったのですが・・・ 国立競技場記念切手シートつきなので、嬉しくなくもないです。 来週からJリーグが開幕します。今年こそ1等を当てるつもりです。

ぶたぶたの休日

『ぶたぶたの休日』(矢崎在美:著/徳間文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。 ある時は占い師、ある時は定食屋手伝い、はたまたある時は刑事の山崎ぶたぶた氏は、動き、喋り、働くピンクのぬいぐるみ(ほぼバレーボール大)。なにを隠そう、お父…

宰相の二番目の娘

『宰相の二番目の娘』(ロバート・F・ヤング:著/創元SF文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。 過去にタイムトラベルして歴史上の重要人物を拉致、現代へ連れ帰り、そっくりのロボットを製作したあと本物は過去へ送り返す。それが自動マネキ…

ジョナサンと宇宙クジラ

『ジョナサンと宇宙クジラ』(ロバート・F・ヤング:著/ハヤカワ文庫SF)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。 さわやかな9月の風のなかを空飛ぶフライパンに乗って、宇宙クジラが棲む遙かな銀河へ、巨人族が暮らす深い海の洞へと、冒険の旅に出かけ…

明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話

『明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話』を読了。 題名が『明日のことはしらず』ということで、宇江佐さんの体調のことが気になった。しかし、あとがきを読むと今のところ安定していらっしゃる由、ほっとしました。ご病気にもかかわらず精力的に仕事を…

世界史の極意

『世界史の極意』(佐藤優:著/NHK出版新書)を読了。 現代は未だ「帝国主義」の時代である。植民地を求めないのは単に植民地の維持コストが高まったからに過ぎない。外部からの搾取によって生き残りを図るという行動様式に変化はない。(新・帝国主義)そ…

探偵ガリレオ

『探偵ガリレオ』(東野圭吾:著/文春文庫)を読みました。 読んでいて、私のなかで何かがひっかかっていた。なんだか違和感があるのだ。途中でその違和感の原因に気がついた。湯川学=福山雅治と脳内変換して読んでいたのだが、なんとなくイメージがずれ…

食堂つばめ 2 明日へのピクニック

『食堂つばめ 2 明日へのピクニック』(矢崎在美:著/ハルキ文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。「食堂つばめ」は、どんなメニューでも作ってくれる、ちょっと不思議な料理店。生と死の境目にある街にやってきた人たちのために、料理人ノエ…

2015年1月の読書メーター

2015年1月の読書メーター読んだ本の数:21冊読んだページ数:5802ページナイス数:3265ナイス 藤沢周平『三屋清左衛門残日録』が滅法よかった。矢崎在美『ぶたぶた』をはじめとする「ぶたぶたシリーズ」は初めて読んだのだが、なかなか良い。今後、シリーズ…

刑事ぶたぶた

『刑事ぶたぶた』(矢崎在美:著/徳間文庫)を読了。 まずは出版社の紹介文を引きます。春日署に配属された新人刑事の立川くん。彼の教育係になった上司の山崎ぶたぶたさんは、なんと、ピンク色をしたぶたのぬいぐるみだった。立川くんが、びっくりしてい…

食堂つばめ

『食堂つばめ』(矢崎在美:著/ハルキ文庫)を読み終えました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 生命の源は、おいしい食事とまっすぐな食欲! 「食堂つばめ」が紡ぎ出す料理は一体どんな味! ?謎の女性ノエに導かれ、あるはずのない食堂車で、とびきり美…

俠飯

『俠飯(おとこめし)』(福澤徹三:著/文春文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。就職活動に悩む大学生・若水良太は、ヤクザどうしの銃撃戦に巻きこまれ、組長の柳刃竜一が部屋に居座ってしまう。居候の柳刃はお取寄せが趣味でキッチン…