佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

茜色の空 哲人政治家・大平正芳の生涯

「どんな戦争でも終わらなかった戦争はない。まして今度のは早く終わる。同じ民族の東と西の代理戦争だからな。それに、世界はまだこの間の大戦で疲れている。疲れていないのはマッカーサーぐらいだろう」 と言い、「戦争が終わった時、すぐ平常の状態に戻れ…

じゃりン子チエ 9

『じゃりン子チエ 9』(はるき悦巳・著/双葉社 ACTION COMICS)を読みました。 雷蔵からの手紙を焼いてしまうヨシ江はん。このシーンが切ない。『じゃりン子チエ』を思うとき、私はいつもこのシーンをある種の哀しみと温かみをもって思い起こすのだ。人を好…

じゃりン子チエ 8

レイモンド飛田 ・・・・・・・・・・・・・ チエ 図々しい奴っちゃなぁ レイモンド飛田 これだけ・・・? ヨシ江 え・・・ レイモンド飛田 これで全部? チエ ほっといて・・・・・・ レイモンド飛田 ここで みんな 寝てるの ヨシ江 エッ・・・ レイモンド…

じゃりン子チエ 7

『じゃりン子チエ 7』(はるき悦巳・著/双葉社 ACTION COMICS)を読みました。 今巻でチエちゃんは”遺伝”について悩む。運動会での父兄による地区対抗リレーに絡むいきさつの中で、ヨシ江さんとテツのなれそめが垣間見えた。ヨシ江さんの勘違いがかわいい。…

『ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと2つの顔~』(三上延・著/メディアワークス文庫)

『ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと2つの顔~』(三上延・著/メディアワークス文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 珍しい古書に関係する、特別な相談――謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家…

さんだらぼっち

『さんだらぼっち - 髪結い伊三次捕物余話』(宇江佐真理・著/文春文庫)を読みました。己の欲望のために人を殺めてもと思う者が居る。一方、自分の大切な人のためなら己を犠牲にすることも厭わない者が居る。惚れた人と一緒にいたいから、己のこれまでの人…

じゃりン子チエ 6

小鉄 そろそろ 春やなあアントニオJr. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ 不安や小鉄 ?アントニオJr. 小鉄・・・ おまえ なんか こわぁならんか小鉄 なにがこわいねんアントニオJr. 香り・・・・・・小鉄 !アント…

シングルベル

髪、切ったんですね。 ああ、はい。大船は俯いてしまった。なにかとてもまずいことを口にしたようだった。もしかしたら切ったことを後悔しているのかもしれない。『恋しくて』って映画、ご覧になったことあります? 二十年くらい前の映画なんですが。 大船が…

余寒の雪

『余寒の雪』(宇江佐真理・著/文春文庫)を読みました。 七編の短編集。宇江佐さんらしい機微にあふれている。宇江佐さんの小説にはやはりハッピーエンドが似合う。その意味で「梅匂う」と「余寒の雪」が良い。素敵なラブストーリーでした。逆に「出奔」と…

今日のうちごはん

今日のうちごはん。つれ合いが出かけているので私が作りました。 「磯自慢 大吟醸」の酒粕があります。なかなか手に入るものではありません。知人が分けてくれました。ありがたいことです。これはふろふき大根のソースと粕汁にしました。 酒は「雪の茅舎 純…

じゃりン子チエ 5

(マサル) ガンバロー ガンバロー チエ~ ガンバロ~ チエー 聞いてるのか ガンバロ~~~ (チエ) マサル ウチ なに がんばるねん (マサル) わーー とぼけてる~~~~~ かくしても あかんど オレは ちゃんと 知ってるんやど (チエ) なにを知ってる…

じゃりン子チエ 4

『じゃりン子チエ 4』(はるき悦巳・著/扶桑社 ACTION COMICS)を読みました。 チエちゃんがマサルの複雑な気持ちに薄々気づく。「オェー気持ちわる~」なんていっているけれど、大人になったらどんな反応になるのだろう。チエちゃんはまだまだ子供だ。で…

牡蠣と鯖の漁師風しゃぶしゃぶ

今日の昼餉は一人鍋。つれ合いが出かけているので好きなものを食べてます。当然、御酒をおいしくいただけるメニューになります。一人鍋は牡蠣と鯖の漁師風しゃぶしゃぶ。酒と醤油でだし汁をつくって、それにしゃぶしゃぶ、半生ぐらいでいただくのがよろしい…

27位

読書メーターのナイス数ランキングで、自己最高位を更新。 27位になりました。 ナイス☆をくださった方、ありがとうございます。 ユーザー数20万人を超えるといわれるサイトで27位ですぞ、エヘン!! ちょっと威張ってみたくなります。 http://book.aka…

秘剣こいわらい

『秘剣こいわらい』(松宮宏・著/講談社文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 事故で両親を亡くし、自身も脳に障害を抱えることになった美少女・和迩メグル。危険が迫るとプラダのリュックから短い棒を抜き敵をぶち倒す、秘剣「こいわら…

昭恋館 よ志のや

「昭恋館 よ志のや」に行きました。こちらには過去、冬に一回、夏に一回と訪れており今回が三回目です。すばらしいカニ料理でした。このたびも神姫バスツアーズの「ゆとり」ツアーでプレミアムバスに乗って行きましたよ。カニ刺しは間人ガニですが、そのほか…

さらば深川

『さらば深川』(宇江佐真理・著/文春文庫)を読みました。 出版社の紹介文を引きます。 「この先、何が起ころうと、それはわっちが決めたこと、後悔はしませんのさ」―誤解とすれ違いを乗り越えて、伊三次と縒りを戻した深川芸者のお文。後添えにとの申し出…

雪の茅舎

本日の一献は「雪の茅舎 純米吟醸」 アテは牡蠣フライ。

今日の夕餉 きのこたっぷり

今日の夕餉は 温野菜(グリーンアスパラ)のエタリ風味オリーヴオイルかけ。 たっぷりキノコとつくねの鍋。 キノコの炊き込みご飯。キノコはエリンギとヤナギ松茸を使いました。味付けは松茸のお吸い物の素。これが簡単でおいしい。

夜の光

明かりの届かない屋上の隅に行って空を見上げると、早くも月が沈みかけていた。 北の空に、北斗七星を探す。一年中見つけることが出来るので、『北の大時計』と呼ばれる道案内の星座。迷う旅人を、幾度となく救ってきたその輝き。 その光を見つめながら、私…

今日の昼餉 剣先イカと大根の煮物

今日の昼餉は剣先イカと大根の煮物。剣先イカは値段が少々高め。肝も入っていないので、塩辛や肝焼きには向かない。ですから、滅多に買うことがない。でも身が柔らかくうま味が濃い点では数ある烏賊の中でも一番でしょう。旬は少し先かもしれませんが、この…

じゃりン子チエ 3

タカシ マサル 早よ ノートのことゆえ 病気になるど マサル チエ このノート なんか分かるか チエ ウチに関係ない マサル 関係あるわい! これみんな チエの悪口やど! チエ 悪口!! そ・・・それ マサル ハハハ びっくりしたか 何書いてあるか 聞いて気絶…

今日の夕餉

今日の夕餉はマナガツオの煮付け、湯葉入りおぼろ豆腐、大根の皮の漬け物、赤飯、もずくの汁。赤飯は知人からいただきました。栗が入っていました。マナガツオの旬はもう少し先かもしれませんが、俳句の季語としては冬の魚です。

今日の昼餉

割烹くろ田の太巻きです。この時期、恵方巻きだかなんだか知らないがあちこちから巻き寿司を買ってくれと言われる。しかし、私はそういう訳のわからないことをするのが嫌いなのだ。そうはいっても私にも浮き世の義理、しがらみというものがある。知り合いか…

一月の読書メーター

一月はアタリ月でした。良い小説、コミックに出会うことができました。森見登美彦氏の『ペンギン・ハイウェイ』、山本幸久氏の『幸福ロケット』は心温まる小説でした。重松清氏の『とんび』ではぼろぼろに泣きました。初めて読んだ森奈津子氏。『西城秀樹の…