佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨコミネ式 子供が天才になる4つのスイッチ

ヨコミネ式 子供が天才になる4つのスイッチ 作者:横峯吉文 発売日: 2009/10/08 メディア: 単行本 横峯氏にお会いする機会に恵まれ、氏のお考えをもう一度確認しておこうと読みました。30分ほどお話をさせていただきましたが、やはり魅力に溢れた方でした。私…

白銀ジャック

『白銀ジャック』(東野圭吾/著・実業之日本社文庫)を読みました。 裏表紙の紹介文を引きます。 ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのよう…

おひなまつりかい

今日は、神姫ひかり幼児園の「おひなまつりかい」 この一年で子供たちはびっくりするくらい成長しました。 私にはまだ孫がいませんが、全員が孫のようにかわいかったです。 「おひなまつりかい」が終わった後、 保育のカリスマ、横峯吉文氏の講演会を開きま…

STORY BOX Sep.2010 vol.14 限界集落株式会社

『STORY BOX Sep.2010 vol.14 限界集落株式会社』を読みました。 嶽本野ばら氏の「金脈」がついに最終回。おお、それでこそグレイトフルなジジイだ。このジジイ、実は「嫁を大事にする男」であった。ジジイの生き様に乾杯。本号のタイトルともなった黒野伸一…

センセイの鞄

「ツキコさん、ワタクシは、ちょっと不安なのです」「不安?」「その、長年、ご婦人と実際にはいたしませんでしたので」「いいですよ、そんなもの、しなくて」「あれは、そんなもの、でしようか」「そんなもの、ではありませんね」「ツキコさん、体のふれあ…

旬の会 蔵見学旅行 二日目

旬の会・酒蔵見学旅行二日目の出だしは出雲大社です。出雲がぜんざい発祥の地だと知っていましたか?ちょっと気になったが酒飲みのこととて、前を素通り。 バスは一畑バス。一つ目の鳥居からまっすぐの道。本殿までに四つの鳥居をくぐることになる。二つ目。…

旬の会 蔵見学旅行

「旬の会」で酒蔵見学旅行をしています。一日目、二月十九日の様子です。姫路駅を9:00出発 参加者は12名。けっして有名人ではないが、局地的に酒飲みとして知る人ぞ知る強者どもだ。出発と同時に飲み始めます。これこそバス旅行の醍醐味。とりあえずビー…

『ある日、アヒルバス』

秀子は泣きながら、ピノを食べていった。最後のひとつだ。封を開こうとしたとき、その形が他とちがうのに気づいた。星の形をしている。願いのピノだった。 (本書P164より) 『ある日、アヒルバス』(山本幸久/著・実業之日本社文庫)を読みました。 バスを…

『STORY BOX Aug.2010 vol.13 結婚』

『STORY BOX Aug.2010 vol.13 結婚』を読みました。 月刊誌でVol.13ということは創刊1周年号である。あさのあつこさんの新連載「結婚」が本号からスタートした。森見登美彦氏の怖い話「夜行」がついに最終回。黒野伸一氏の「限界集落株式会社」が第二回にし…

はや鳥なう

北はりまオフ会

『坂東大蔵 花暦 芸道一代記』(千田草介/著・北星社)

『坂東大蔵 花暦 芸道一代記』(千田草介/著・北星社)を読みました。 姫路市出身の舞踊家、坂東大蔵さんが歩んでこられた人生を芸人一代記に仕立ててあります。著者は千田草介氏。千田氏とは月一回の読書会で会って本の感想や意見を交換し合う間柄です。そ…

香住鶴 しぼりたて 純米生酒 山廃

本日の一献は「香住鶴 しぼりたて 純米生酒 山廃」 湯豆腐を煮ながら一杯。 アテに牡蠣のにんにく醤油炒めとバジリコソースかけを作りました。 牡蠣の濃厚な海の味わいをフレッシュな新酒が洗い流してくれます。

『虐殺器官』(伊藤計劃/著・ハヤカワ文庫JA)

「不条理なもんは全部カフカだ」 (本書p115より) 『虐殺器官』(伊藤計劃/著・ハヤカワ文庫JA)を読み終えました。 しばらく放心していました。すごい小説です。どの位すごいかというと「想像を絶するすごさ」と言えばいいでしょうか。いやそれ位では足り…

香住鶴 山廃仕込み純米原酒 「寿一郎」

夕方から飲みはじめました。 香住鶴の辛口熟成酒です。 「寿一郎」とは、蔵元福本家が明治時代から襲名していた当主の名だそうです。 辛口を謳った酒にありがちな淡麗とは違い、しっかりとした酒ですね。 ワインを表する言葉で表現するとボディのしっかりし…

『STORY BOX Jul.2010 vol.12 破約』

『STORY BOX Jul.2010 vol.12 破約』を読みました。 「ザ・キャビネット」(室積光)が遂に完結。史上最低内閣を現実に目の当たりにしながら、小説世界での史上最強の内閣はなんと素晴らしかったことか。もう続きがないのが寂しい限り。「偏差値70の野球部…

銀輪の覇者

越前屋、と響木は胸のうちで呼びかけた。――どうして君は、走りつづけているんだ。 それは自分自身に対する問いかけでもあった。 『銀輪の覇者』(斎藤純/著・ハヤカワ文庫JA) 上・下巻を読み終えました。 裏表紙の紹介文を引きます。(上巻)軍靴の音が忍び…

『STORY BOX Jun.2010 vol.11 夜行』

『STORY BOX Jun.2010 vol.11 夜行』を読みました。 今回は長岡弘樹氏の「初任」が良かった。「ザ・キャビネット」(室積光)、「偏差値70の野球部」(松尾清貴)は絶好調だ。 「夜行」(森見登美彦) 第四夜 福島 (後編) 紺野さんって、妙に気になる女…

1月の読書メーター

昨年暮れから『STORY BOX』を読み始めた。1月はほとんどそれにかかり切り。月刊文庫だが約一年半遅れで読み始め、ようやく半分取り返した。春になれば休日は自転車三昧。それまでに最新刊に追いつきたい。 1月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ…

『STORY BOX May.2010 vol.10 救出』

『STORY BOX May.2010 vol.10 救出』を読みました。 遂に「救出」が最終回。「ザ・キャビネット」、「偏差値70の野球部」はますます面白くなってきた。森山大道氏のスナップ写真は猥雑さを増してきた。 「救出」(笹本稜平) 最終回。 突入! そして若くし…

『STORY BOX Apr.2010 vol.09 血筋』

『STORY BOX Apr.2010 vol.09 血筋』を読みました。 三羽省吾氏の描く警察もの「血筋」が新連載。どのような物語が紡がれるのか楽しみ。そして、この巻には森見登美彦氏の特別寄稿読み切り短編「四畳半の眠れぬ姫君」が収録されている。なんと、単行本収録予…