佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

旅学人・「洛北 松乃鰻寮」のうなぎと岩倉・実相院門跡の床もみじ

2018/11/30 旅学人・「洛北 松乃鰻寮」のうなぎと岩倉・実相院門跡の床もみじツアーに参加。バスはYUI_PRIMAの3号車です。 旅のお伴は名探偵・星井裕の事件簿シリーズ第一弾『京都大文字送り火 恩讐の殺意』(柏木圭一郎・著/小学館文庫)。事件の展開もさ…

『花だより みをつくし料理帖 特別巻』(高田郁・著/ハルキ文庫)

『花だより みをつくし料理帖 特別巻』(高田郁・著/ハルキ文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。澪の…

YouTubeで落語 Vol.45『笠碁(かさご)』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの45席目は『笠碁』。十代目・金原亭馬生の名演で。 碁敵同士が今日は待ったなしでやろうと打ち始めたが、しまったと思うとつい「ちょっとこの手、待ってくれないか」ということにな…

『檀流クッキング』(檀一雄・著/中公文庫)

『檀流クッキング』(檀一雄・著/中公文庫BIBLIO)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 「この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない」という著者は、文壇随一の名コック。日本はおろか、世界中の市場を買いあさり、材料を生かした豪快…

2018/11/23 新嘗祭 @姫路護国神社

2018/11/23 本日夕刻、天皇陛下は皇居・神嘉殿において在位中最後の新嘗祭に臨まれる由。それに先立つこと2時間前に私は「在来種保存会」の面々とともに姫路護国神社で新嘗祭に臨み五穀豊穣に感謝した。 新嘗祭を終えた我々は「大黒や」に向かい直会と称し…

『ライトニング』(ディーン・R・クーンツ:著/野村芳夫:訳/文春文庫)

『ライトニング』(ディーン・R・クーンツ:著/野村芳夫:訳/文春文庫)を読みました。 まずお断りしておきます。この本をこれから読もうとされるならば、このブログはお読みにならない方がよろしいかと思います。読んでの驚きが半減します。前半の疑問?…

『雪の断章』(佐々木丸美・著/創元推理文庫)

『雪の断章』(佐々木丸美・著/創元推理文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。二年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青…

酒膳 彩(いろどり)

2018/11/13 用があって和歌山泊まり。 21:00ごろ和歌山城にほど近いホテルにチェックイン。夕飯がてらの居酒屋をと特にあてもなく街をぶらぶら。店の外に出してあるメニューをみて、「よし! この店」と決めた。店の名は『酒膳 彩』。あれ? ここの大将どこ…

『食べごしらえ おままごと』(石牟礼道子・著/中公文庫)

『食べごしらえ おままごと』(石牟礼道子・著/中公文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 食べることには憂愁が伴う。猫が青草を噛んで、もどすときのように―父がつくったぶえんずし、獅子舞の口にさしだした鯛の身。土地に根ざした食と…

とんかつまい泉

今日の昼ごはんは「とんかつまい泉」の黒豚ロースかつ。酒は「真澄」。 トンカツがうまいのは言わずもがな。黒豚とんかつ用のソースをかけたキャベツがうまい。キャベツだけで酒が飲めます。私はキャベツを二回おかわりしました。だって、店員さんが私がキャ…

CYCLE MODE international 2018 (幕張メッセ)

日本最大のスポーツ自転車フェスティバル『CYCLE MODE international 2018 (幕張メッセ)』に参加してきました。 目の毒ですなぁ。欲しいものがいっぱい。それにしても自転車は美しい。 はりまサイクルツーリズムも出展。 はりまサイクルツーリズム「bGo] …

『消えた女 彫師伊之助捕物覚え』(藤沢周平・著/新潮文庫)

『消えた女 彫師伊之助捕物覚え』(藤沢周平・著/新潮文庫)を読みました。最近古本屋で目にして買ったもの。夜を徹して一気読みです。 まずは出版社の紹介文を引きます。 版木彫り職人の伊之助は、元凄腕の岡っ引。逃げた女房が男と心中して以来、浮かない…

佳肴 みを木

11月8日~9日と東京芝での研修と会議を終え、明日は千葉幕張メッセでの「サイクルモードインターナショナル2018」視察のために都内にもう一泊。 これも仕事。 「bGo はりまサイクルツーリズム」の活動の一環です。東京駅近くに宿を取りました。 雨模様のこ…

YouTubeで落語 Vol.44『掛取万歳』(別名:掛取り、掛万、浮かれの掛取り)

<YouTubeで落語> 『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの44席目は『掛取万歳』。別の名を『掛取り』、『掛万』、『浮かれの掛取り』。 噺は大晦日の長屋が舞台。ツケの回収(掛け取り)にやって来る業者と、相手の好き…

メカジキのカレー

今日の昼ごはんは東京芝公園近くの「オールドデリー」のカレー。 カレーを食べると言うことは、昨夜の ×× が過ぎたということでえす。(‥ゞ 午前中、経団連会館での研修と会議を終え、これから午後はメルパルクホールで会議です。 辛いカレーで身体がシャキッ…

もつ焼き「秋田屋」

ZRRK総会に出席のためリッチモンドホテル東京芝に前泊。 東京芝といえばもつ焼きの名店「秋田屋」に行かねばなるまい。 店はお客さんであふれかえっていたが、二階にちょうど二席空きがでた。私は居酒屋でよくこうした幸運に恵まれる。 店内写真はNGであった…

『王様の背中』(内田百閒・著/福武文庫)

『王様の背中』(内田百閒・著/福武文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 王様の背中が、急に痒くなり、あんまり背中が痒いので、口を利くこともできず、家臣たちは、はらはらするばかり。外に飛び出てみると、獣や鳥や、水の中の魚たち…

ル シャ ポテ

おとなの飲み会 今回は「ル シャ ポテ」にて、H君のワインセレクトをいただきました。 「ル シャ ポテ」は定休日のところ、我々のために店を開けていただいたとのこと。感謝。 皆と別れた後、バス待ちの時間を「Bar Climb」にて。

『管見妄語 始末に困る人』(藤原正彦・著/新潮文庫)

『管見妄語 始末に困る人』(藤原正彦・著/新潮文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 あの日、3月11日。テレビで繰り返し映し出される津波の暴威を呆然と見ては悲嘆にくれ、原稿を一切書けなくなった。やっと筆を執れたのは3週間後のこと…

YouTubeで落語 Vol.43『景清(かげきよ)』(別名:入れ目の景清)

<YouTubeで落語>『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの43席目は『景清(かげきよ)』。別の名を『入れ目の景清』。 人情味のある演目であるが、TVやラジオなどのメディアでこの噺を聴くことはできないだろう。「盲 (め…

土佐しらぎく、塩たたき、鯛茶漬け

夕刻から新神戸「ANAクラウンプラザ神戸」で某代議士のセミナーに出席。セミナー後に立食形式の懇親会があったが、浅ましく飲み食いするわけにもいかず、早々に辞去。二宮の「藤原」に向かうものれんを下ろした後であった。残念。 家に帰るバスが一時間後ま…

『五条路地裏ジャスミン荘の伝言板』(柏井壽・著/幻冬舎文庫)

『五条路地裏ジャスミン荘の伝言板』(柏井壽・著/幻冬舎文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 京都路地裏にある「ジャスミン荘」は、居酒屋や喫茶店が軒を連ねる昔ながらの長屋。摩利が大家さんになってから、住人は路地入口の伝言板に…

千年一 純米大吟醸

本日の一献は淡路島の銘酒「千年一 純米大吟醸」 アルコール度 16~17度 日本酒度 +3原料米 山田錦 100%精米歩合 50% 穏やかな吟醸香、旨味が適度で爽やかな味わい。全体として柔らかく上品な印象の酒。 肴に「大根と柿のなます」、「菊菜の白和え」、「湯豆…

野の葉

今日の昼飯は姫路市役所南の「野の葉」にて。 実は「パクチー」のカレーを食べようと思っていたのだが、お隣にあったこの店の黒板に書いてあった「牡蠣フライ」の文字に惹かれてフラフラっと入ってしまった。寒くなってくると牡蠣フライが食べたくなる。 店…

2018年10月の読書メーター

10月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2205ナイス数:874 10月の読書は6冊と量的には少なめだったが、居酒屋めぐりもの、タイムトラベル・ロマンス、おいしい小説、辛口エッセイ、古書もの、心温まるお仕事小説と私の好物の連続であった。本を…