佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昨夜の一献

昨夜の一献。寒いので燗にしました。「酒屋八兵衛 純米 ひやおろし」アテはマイタケの天ぷらと牡蠣フライ。つれあいの手料理です。「吉兵衛 純米大吟醸 梵」も燗にしてみました。大吟醸とはいえうま味はしっかりで、吟醸香もくどくないので燗でも美味しくい…

味を追う旅

戦前のそば屋には、必ずと言っていいほど清酒の四斗樽が置かれ、壁に御酒という札がかかっていた。そばは、酒によく合うのである。 私の好みだが、そば屋で酒を飲むときは、天ぷらそばを注文する。 お銚子が先に出てくる。それを傾け、杯で四,五杯飲んだと…

蜩の記

ひとは心の目指すところに向かって生きているのだ、と思うようになった。心の向かうところが志であり、それが果たされるのであれば、命を絶たれることも恐ろしくはない。 (本書P352より) 蜩ノ記 (祥伝社文庫) 作者:葉室麟 発売日: 2013/12/20 メディア: Ki…

雨の日には車をみがいて

「よくいるわよね。 ほら、自慢の車を洗車したあとに雨に降られると舌打ちしたりするようないやな男が。ああいうのは絶対に女に嫌われるタイプよ。車は雨の日こそみがくんだわ。 ぴかぴかにみがいたボディに雨の滴が玉になって走るのって、すごくセクシーだ…

ロスジェネの逆襲

世の中全体が、バブル崩壊後の不景気という名のトンネルにすっぽりと入り込んでしまい、出口を見出そうともがき苦しんでいたこの十年間。一九九四年から二〇〇四年に亘わたる就職氷河期に世の中に出た若者たち。その彼らを、後に某全国紙の命名により、「ロ…

吉平

本日の一献は「吉平(きちべえ)純米大吟醸 梵」。言うまでもなくうまいです。アテは蕪の漬け物。良い感じに漬かってきました。ジャガイモ(デフラ)のポテトサラダ。焼き豚。

今日の仕入れ。

きっと面白い。

朝餉

今日の朝餉。卵黄の醤油漬け、湯豆腐、蕪の漬け物、キクイモとヒラタケの味噌汁。卵黄を丸一日醤油に漬けておくとトロッと固まります。炊きたての白いご飯にこれをのせると得も言われぬうまみが・・・

酒屋八兵衛 純米ひやおろし

本日の一献は「酒屋八兵衛 純米ひやおろし」を燗で。〆は博多風とんこつラーメン。

今日の朝餉

今日の朝餉。納豆オムレツ、蕪の漬け物、キクイモの味噌汁。

鉄の骨

そのとき、平太は一線の馬群を割って飛び出したゼッケンを見て、息を呑んだ。ものすごい末脚である。 唖然としてウイニングランを眺めていると、ぽんぽんと、三橋が平太の肩を叩いた。「どんな駄馬でも、たまには勝つこともある。それが人生というものだよ、…

赤カブの菜とジャコの焼きめし

本日の厨房男子。但馬で蕪を買ってきましたので漬け物にしました。出来上がりは明日のお楽しみ。夕餉の一献は「酔心」の新酒。アテは鰤の造り。養殖物ですけれど。〆ご飯は赤カブの菜とジャコの焼きめし。

アルベール・ビショー ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ノンフィルター2013

昨日の一献はボージョレ・ヌーヴォーってんですか。新酒ですね。よくわかりませんが、買いませんかといわれたので、買いますといってしまいました。「アルベール・ビショー ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ノンフィルター2013」というものです。…

ぎんなんの飯蒸し

本日の厨房男子。夕食は「ぎんなんの飯蒸し」。基本的におこわです。そして混ぜてあるのがぎんなんと小エビ。何エビかしりません。タイ産です。高級なものでないが偽装もありません。ちょっぴり苦いぎんなんにちょっと塩が利かせてあって、エビもプリプリで…

Fellows! 総集編 乙嫁語り&乱と灰色の世界

『Fellows! 総集編 乙嫁語り&乱と灰色の世界 』(森薫&入江亜季 BEAM COMIX)を読みました。 『乙嫁語り』は既刊五巻まですべて持っています。ですから何を今更なのですが、気になったのは「クレールさんの日常茶飯事」。森薫唯一の単行本未収録作品となれば…

ヘス ”アローミ” カベルネソーヴィニヨン ナパヴァレー 2010

本日の厨房男子。マカロニグラタン。昨日の我が家の献立を知っている人には「使い回しやな」とバレバレですね。(苦笑)(^^;)まあしかし、溶けておこげ状態のチーズは旨いですからね。なかなかいけます。ワインは「ヘス ”アローミ” カベルネソーヴィニヨン …

風の中のマリア

オオスズメバチは、幼虫時代は肉食だが、成虫になると逆に肉などの固形物は一切食べられなくなる。そのため樹液や花蜜が食物となるが、最高の栄養源は幼虫の出す唾液だった。そこには特殊なアミノ酸化合物が含まれていて、これのお陰でオオスズメバチのワー…

酔心 無濾過純米生原酒 初取り新酒

もう新酒の季節となりました。今日、酒屋に並んでいた酒。「酔心 無濾過純米生原酒 初取り新酒」鮮烈です。フレッシュな風味が口中にふわぁ~っと拡がります。 アテは広島産牡蠣にしました。にんにくオリーヴオイルでソテーしました。鮭と小松菜のクリームシ…

晴れた日は図書館へ行こう - ここから始まる物語

わたしは手すりに手をかけて、秋の空に少しだけ身を乗り出すと、秋の風を胸いっぱいに吸い込んだ。 こんな天気のいい日に、家の中でじっとしてるなんてもったいない。 わたしはお気に入りのリュックに借りていた本を詰め込むと、部屋を飛び出した。 (本書P1…

鼠-鈴木商店焼討ち事件

字も読めず、行商しながら子供を育て、ただただ馬車馬のように働いた母親であった。高齢になってからも、働くことしか知らなかった。白内障のため、ほとんど眼が見えなくなっているのに、麻を紡いで糸をとり、手探りで蚊帳を編み続けた。寝つくまでその仕事…

紅白の菊

知人から菊がとどきました。なかなか手がかかっています。水やりを忘れないようにします。

梵 吟粋 純米吟醸 中取り 冷やおろし

本日の一献は「梵 吟粋 純米吟醸 中取り 冷やおろし」です。やわらかい旨口の純米吟醸です。アテはノドグロの煮付けと柿と大根のなます。ノドグロは境港であがったもの。

鰯と牡蠣の天ぷら(宇野千代風)

本日の厨房男子。その1。白菜と豚肉の煮物。白菜の葉の間に豚肉の薄切りを挟んで鍋の底にぎゅうぎゅうに詰めてだし汁、薄口醤油で煮付けます。白菜がとろとろになって一人で白菜半玉ぐらい食べてしまいますよ。白菜と豚は出会いものです。 ↓ その2。鰯と牡蠣…

清水鯖の刺身

今日の昼餉は清水鯖の刺身。鯖が美味しくなってきましたね~。ワサビ醤油でも良いのですが、辛み大根のおろしをのせて醤油をかけるとなお美味しいと思います。酒は獺祭・純米大吟醸50。今日明日は家に缶詰状態で仕事です。家で仕事をするときはほろ酔いで…

どこまでやったらクビになるか - サラリーマンのための労働法入門

『どこまでやったらクビになるか - サラリーマンのための労働法入門』(大内伸哉・著/新潮新書)を読みました。 著者の大内先生とは、先日、ご講演を聴き、その後食事をしながら親しくお話をさせて頂きました。雇用や労務問題に関するしっかりとしたお考え…

10月の読書メーター

2013年10月の読書メーター読んだ本の数:14冊読んだページ数:4561ページナイス数:2748ナイスはなうた日和 (集英社文庫)の感想山本幸久氏は幸せの危うさをご存じなのだろう。よくご存じで、その大切さ危うさ故、それが失われてしまうことの怖さが判っている…

はなうた日和

『はなうた日和』(山本幸久・著/集英社文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。定年間近の平凡な会社員・虹脇は、突然部下の美人OLから飲みに誘われる。手を握られながら「副社長を殴ってほしい」と頼まれて―。(「ハッピー・バースディ」)…

獺祭 純米吟醸50

本日の厨房男子。酒は「獺祭 純米吟醸50」、アテは「じゃがバター醤油」、「大根と干しエビの煮物」。獺祭はなかなか手に入らない状態と聞きますが、行きつけの酒屋「ひらい」には入ってましたよ。やっぱりうまい。製造元の旭酒造さんには来年の1月に蔵見…