佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

名酒を飲む会

2012.3.30 18:30~ 於 高砂 「忠助」 五人のバカどもとしっとり涼やかな女性一人、計六人が集まった。 大信州純米吟醸 生 番外品 信濃鶴純米生21年産美山錦 & 信濃鶴純米生22年産美山錦 まあま、おひとつどうぞ これはこれは、かたじけない …

突然あらわる

会社事務所入り口に!

バス屋になぜか……?

バス屋になぜか…… 自転車が……?? この謎はいずれ解ける日が来るでしょう。 ^^

熟成古酒

三月二六日 堂島の熟成古酒bar くおん に行きました。 普通の居酒屋ではなかなかお目にかかれない熟成古酒が楽しめます。 それにしても、よく飲みました。 駅に向かう途中、地下街でちょっと寄り道。 コップ酒を二杯。フィー…… 翌、二七日は家酒。 大切に冷…

白滴

本日の一献は「春鹿 白滴(はくてき)」 フルーティーでまるでメロンのような酒です。

『レインツリーの国』(有川浩・著/新潮文庫)

「この前、小説読んだの。恋愛小説。そのはじまり方が面白くて。恋のきっかけがライトノベルなの」 「ライトノベル?」 「そう、ヒロインが一〇年前、高校生の頃に読んだライトノベルの感想をネットに書いて、それを読んだ主人公がメールを送って、それがき…

夏天(かてん)の虹

雪のにおいがしていた。 今一度、娘の瞳を覗き込むと、男は温かな声で告げた。 「良いか、澪。その道を行くと決めた以上、もはや迷うな」 道はひとつきりだ、と言い置くと、小松原は娘に背を向けた。 銀華の幕越しに、去っていく男の背を見つめていて、初め…

魚舟・獣舟(うおぶね・けものぶね)

俺を捕まえたいのなら、直接殴って捕縛しろ。もしくは容赦なく撃ち殺せ。それ以外の方法は絶対に許さない――。 (本書P148「小鳥の墓」より) 『魚舟・獣舟』(上田早夕里・著/光文社文庫)を読みました。 まずは裏表紙の紹介文を引きます。 現代社会崩壊後…

練習は嘘をつかない

久しぶりにクラブを握りました。 姫路書写ゴルフ場 IN・49 OUT・59 合計・108 未だ煩悩は一つも減らず。 「練習は嘘をつかない」 この言葉を逆の意味で痛感。 明日から、自転車エクササイズ復活。 春ですからねぇ。 冬に蓄えた脂肪を燃焼しましょう。…

えらいっ!!

何がエライと言って約束をきちんと守る人ほどエライ人はいない。高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズ第7弾『夏天の虹』が3月18日に上梓された。シリーズ第6弾『花散らしの雨』が上梓されたのは昨年8月のこと。その時点で高田さんは次巻は半年後にと…

かもめ

トレープレフ (仕事に取りかかろうと、書いたものに目を走らせる)これまで僕は新しい形式についてへらず口を叩いてきたが、徐々に自分が型にはまっていくような気がする。(原稿を読み直す)「塀のポスターが謳っていたのは……黒髪に縁取られた青白い顔……」…

「ノビル」料理三種

ますはお酒のアテに「ノビルの醤油漬け」 お昼に漬けて置いたものが半日経ってこんな状態です。 醤油と酒で漬けてあります。 もうすこし使った方がおいしいのですが、ノビルの辛味と苦味が強烈に残っている今の状態もおつなものです。 酒は「瑞福 純米大吟醸…

楽隊のうさぎ

やわらかなホルンのファンファーレが響き渡った。金管楽器がその穏やかなファンファーレをきらびやかに包み込む。 克久は恐怖と沈黙が結合した暗闇の中から不意に自分が立ち上がるのを感じた。そこにいるのは五十人の仲間の努力を全身で引き受けようとする孤…

ノビルを採る

午前中、手が空いたので近くにノビルを採りに出かけた。家から少し歩くと川沿いのあぜ道にいろいろな野草が生えている。 ノビルもあちこちに生えています。 地下茎はけっこう深いので、スコップで掘り起こします。 採ったノビルは持ち帰って綺麗に洗い、根を…

花見 まずは笠岡の菜の花畑

2012/3/18 3月18日は息子の引っ越しでした。大学院を卒業していよいよ就職です。息子は鳥取の下宿を引き払い、広島県福山市に住むことになります。引っ越し先に向かう道すがら笠岡市の菜の花畑を見ました。今年初の花見です。

植物図鑑

「どうしたんですか?」男は眠たげに目をしばたたきながら答えた。「行き倒れてます」 ……… 男が警戒心を感じさせなかったせいだと思う。いつのまにか男の前にしゃがみ込んでいた。 と、男がぽんとさやかの膝に丸めた手を載せた。 そして、「お嬢さん、よかっ…

春の幸で「小鼓・大吟醸・寒乃しぼりたて・生」をやる

今日は明石に行ったついでに魚の棚でイイダコとフルセと茎わかめを買ってきました。この時季、イカナゴが美味しい。ちっちゃいシンコも美味いが、大きくなったフルセをの味もまた格別。1キロ400円ぐらいで売っている。安いなぁ。 酒は「小鼓 大吟醸 寒乃…

明石ナウ

雨ですね。今、明石にいます。今日から明石駅前のバスは民間だけです。 魚の棚で何か買って帰りましょう。

六の宮の姫君

お風呂に入る時よく、《風呂にはいるのは簡単なのに、それを文章で生き生きと書くのは難しい》という言葉が頭に浮かぶ。中学生の時に読んだ筈で、そうだとしたらいかにも芥川なのである。それに続けて《チェーホフは、水車小屋の側で瓶の割れた口が光ってい…

鎌倉小川軒の「レーズンウィッチ」

『ビブリオ古書堂の事件手帖』で主人公・大輔が入院中の栞子さんに持っていった菓子がこれ。 たぶん…… うまい!

ばっけ味噌

有川浩さんの『植物図鑑』を読んでいます。 ベタ甘の恋愛小説ですが、主人公(さやか)と玄関先で拾った男(いつき)が野山や川に出かけ野草を採って料理をします。人呼んで「道草恋愛小説」。 犬猫じゃぁあるまいし、玄関先で男が拾えるのか? と疑問に思わ…

都と京 (みやことみやこ)

標準語であったら「いない」→「いらっしゃらない」程度の変化しかタメグチと敬語の変化は無いのに対して、「いーひん」→「いはらへん」→「いてはらへん」→「いやはらへん」→「いやはらしまへん」と、まるで出世魚のように、丁寧度が増すにつれて、敬語がどん…

『ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~』(三上延・著/メディアワークス文庫)

すべての本はなにかしらの過去を背負っている。持ち主に大事に読まれ、愛された本もあれば、仕舞いこまれたまま忘れられていた本もあるだろう。 人の手に渡った古い本には中身だけでなく、本そのものにも物語があるという。この店に置かれている本も、いずれ…

『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』(三上延・著/メディアワークス文庫)

「でもよ、誰かに話すだけでも気が楽になるってこともあるぜ……ほら、『落穂拾ひ』にもあったろう。『なにかの役に立つということを抜きにして、僕達がお互ひに必要とし合ふ間柄になれたら、どんなにいゝことだらう』ってな。甘ったるいけど、胸に染みる言葉…

杉浦日向子の食・道・楽

ぽっかりあいたハンパな午後(二時から四時ごろ)、存分に憩える空間が出現する。 その時間帯のソバ屋さんは、オトナの貴賓席。ほの暗い店内は、昼下がりの陽光に包まれて、座った席がカンガルーポケットとなる。メニューの組み立ても自在。むろんソバだけで…

二つ枕

『二つ枕』(杉浦日向子・著/ちくま文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きましょう。夜ごとくり返される客と<<花魁:おいらん>>の駆け引き。江戸は吉原の世界をその背景を含めて精密に描いた表題作の他に短篇五篇を併録。 【解説: 北方謙三 】 …

Story Seller 3

『Story Seller 3』を読みました。 今回は2のように順位付けはせず、掲載順にコメントをつけていきます。何故なら大好きな有川浩氏をさだまさし氏の後におくことにためらいがあるから。1.「男派と女派 ポーカー・フェース」(沢木耕太郎) 「これまでの…

今日の昼餉 三種類の海草を使って

茎わかめと大根菜と卵の炒飯 大豆とひじきの煮物 モズクの味噌汁

今日の夕餉

スーパーにうまそうなツバスがありました。 冬の鰤やハマチも脂がのって旨いが、ツバスはさっぱりとした旨さがある。 まずは「ぬた」にしました。 続いて「なめろう」 酒がグイグイすすみます。 知人からいただいた釜揚げ新子。 もう酒がとまりません。 ポテ…

おひなまつりかい

今日の仕事です。 明るく元気な子たちです。 子供って本当にすごい。 無限の可能性を秘めています。様々な才能を持っています。 ウィークデーは細かい数字が並んだ書類とにらめっこのつまらない仕事でしたが、週末の仕事では元気をもらいました。こんな仕事…