佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

じゃりン子チエ 16

『じゃりン子チエ 16』(はるき悦巳・著/アクション・コミックス)を読みました。67巻ある全集の第16巻である。 今巻では渉先生の妻・朝子さんがご懐妊。テツは、最近、朝子さんの顔を見ないのを「離婚か?」と早合点。早速、内偵をはじめる。テツは…

風の果て

『風の果て(上・下)』(藤沢周平・著/文春文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。(上巻) 首席家老・桑山又左衛門の許に、ある日果たし状が届く。恥を知る気持ちが残っているなら、決闘に応じよ、と。相手は野瀬市之丞。同門・片貝道場…

幸福な生活

『幸福な生活』(百田尚樹・著/祥伝社文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に? 二人の関係はバレたのか? 動揺する俺に彼女の行動はエス…

ラッシュライフ

「俺はさっき泥棒のプロフエッショナルだと言ったよな」「確かに」「でもな、人生については誰もがアマチュアなんだよ。そうだろ?」 佐々岡はその言葉に目を見開いた。「誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。まあ、時には自分…

『知の武装 救国のインテリジェンス』(手嶋龍一・佐藤優:著/新潮新書)

『知の武装 救国のインテリジェンス』(手嶋龍一・佐藤優:著/新潮新書)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 世界の「解読法」を教えます。東京五輪、尖閣、CIA、プーチン、安倍政権……日本人の知らない「深層」。ニュースを鵜呑みにしてい…

開華 純米吟醸 瓶囲い

本日の一献は『開華 純米吟醸 瓶囲い』。しぼりたての新酒を瓶燗後瞬冷し、低温貯蔵庫で熟成した酒です。火入れを1回のみにして、フレッシュな味わいを残した酒です。今日は冷やでやりましたが、ぬる燗でもっとおいしくいただけるのではないかと思います。…

影法師

しかし今、父の遺骸を目の当たりにし、何が起こったのかをはっきり覚った。俄に凄まじい後悔が湧き起こった。自らの不用意な一言が取り返しのつかないことを引き起こしてしまったのだ。優しかった父はもう二度と笑顔を見せることはない__。 涙が込み上げ、…

今日の夕餉

本日の厨房男子。食材は茎ワカメ、明石だこ、分葱、馬刺し。茎ワカメと分葱は今が旬。今、食べなければ、また一年待ちです。このところ、よく食べている食材ですが、あえて今日もいただきますっ! 「茎ワカメと茶豆の煮物」、「明石だこと分葱のぬた」、「馬…

『民主主義とは何なのか』(長谷川三千子・著/文春新書)

『民主主義とは何なのか』(長谷川三千子・著/文春新書)を読みました。 まずは出版社(文藝春秋社の担当編集者)の紹介文を引きます。 それを持ち出されると、誰もが反対できず、おそれいってしまう、まるで黄門さまの印籠のような言葉——「民主主義」。「…

ちらし寿司&豚テキ桃色吐息

今日の昼は桃の節句にちなんでつれ合いがちらし寿司を作ってくれました。私は豚テキ(姫路グルメポーク・桃色吐息)作りを担当。名前のとおり綺麗な桃色のロース肉です。酒は「酒屋八兵衛・純米」。今日の気温のように生暖かいぬる燗で。

2014年2月の読書メーター

2014年2月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2482ページナイス数:1947ナイスなつかしい時間 (岩波新書)の感想長田氏が好きなもの。何でもない五月の美しい光景。無用の時、ふるさと、気風、「退屈」というゆったりした時間、遠くを見やる眼差…

なつかしい時間

フェルドゥースィーは言います。この世の支配者は「時」であって、きみが王であれ奴隷であれ、時がきみを吹き消すとき、あらゆる苦しみと喜びは夢のように、あるいは水のように消えてゆく。だから、王であれ奴隷であれ、良い思い出を遺す人こそ幸福なのだと…