佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「小説 男たちの大和」(辺見じゅん著:ハルキ文庫)を読了

泣いた。唯々泣いた。 武士道とは見返りを期待せずに死ぬ覚悟、士道とは、死ぬ覚悟を内に秘めて、人に恥じない生き方をすること小説 男たちの大和 (ハルキ文庫)作者:辺見 じゅん出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2006/07/01メディア: 文庫

映画「ラブソングができるまで」(Music and Lyrics)

映画「ラブソングができるまで」(Music and Lyrics)をDVDで観た。 ふれこみは「ヒュー・グラント X ドリュー・バリモア のラブコメ黄金コンビの初共演で贈る王道のロマンティック・コメディ!」ラブソングができるまで 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー…

ガンバ大阪、ロスタイムに奇跡の得点、勝利!

大分の鉄壁の守りの中、90分を過ぎても0−0 優勝のためには引き分けも許されない状況の中、万事休すかと思われたが バレーが右足を一閃。GooooooL! 優勝に望みをつないだ1−0の勝利。

アイルランド関連ミステリー既読本

先週はU2の話題で何人かの素敵な方々と知り合いになれた。 「Sunday Bloody Sunday」を久しぶりに聴き直した。 ふと、アイルランドに関係したミステリーにどんなものがあったかと思い出してみた。 ピート・ハミル著 「天国の銃弾」(創元推理文庫) 石持浅海…

元気を出して行こうぜ! 朝からチリペを聴く。

いろんなことが重なった1週間だった。はっきり言って最悪だ。深く反省しなければ・・・・。反省して再出発しなければ。そのためにはとにかく元気を出さねば。 1日のスタートに Red Hot Chili Peppers の 『What hits!?』(DVD) を視聴。朝から?って感じだ…

「ささやく河」(藤沢周平著:新潮文庫)を読了

彫師伊之助捕物覚え第3弾である。藤沢周平の持ち味である人情ものではなく、ジャンルとしてはミステリー(ハードボイルド)に分類して良いだろう。私は個人的に本シリーズを「目明かしハードボイルド」と呼んでいる。 氏は海外ミステリー好きであったらしく…

「南鳥島特別航路」(池澤夏樹著・新潮文庫)を読了

ヨウスイさんからお借りした一冊。池澤夏樹氏の紀行文である。全12編のエッセイだが、第1編「五島列島のミニ火山群」の書き出しを読めば、この本の良さ、文章のレベルの高さがわかる。以下、書き出しを引用すると *****************************************…

大阪松竹座で「蝉しぐれ」を観た

大阪松竹座で藤沢周平の代表作「蝉しぐれ」を観た。 主演は歌舞伎の片岡愛之助。苦難に立ちむかう青年剣士・文四郎を演じている。 相手役には相田翔子、幼なじみのふくを演ずる。 花道横の席だったので、文四郎とふくの花道を使った見せ場を目の前で観ること…

本日の一枚 Eric Clapton "BALLADS"

クラプトンのバラード・ベスト。いかにも大衆受けしそうな選曲に玄人好みからは非難囂々だろうが、バラードは間違いなくクラプトンの魅力の一つである。特に、真夜中、静まりかえった中で本を読みながらBGMとして聴くにはピッタシ。現在、AM3:20。 "Running …

真夜中の料理

いろいろあった一週間だったが、明朝はゆっくりできる。思い立って豚の角煮をつくることにした。イメージとして暑苦しい料理だがたまに食べたくなる。夏の間は、野菜がおいしいので肉はあまり食べない。しかし、カレーや角煮を食べたいと思いはじめたらどう…

「行きずりの街」(志水辰夫著・新潮文庫)を読む

久々のシミタツである。「深夜ふたたび」を読んだのは1年以上前だ。冒険小説という名の恋愛小説だった。なかなかのハードボイルドぶり。「行きずりの街」も日本冒険小説協会大賞受賞作だということで、ジャンル分けとして冒険小説という位置づけなのかもしれ…

竹原慎二のボコボコ相談室がおもしろい

サラリーマンの悩みへ、クロスカウンター「竹原慎二のボコボコ相談室」が好きだ。おもしろい。 ちなみに2007.9 Round23の相談は 「やりたい仕事が見つからない。自分に合う仕事にめぐり合うには?介護施設:Pさん(29歳)」 である。 これに対…

渡邊五郎三郎先生の講演を聴く

第5回「はりま人間フォーラム」に参加。渡邊五郎三郎先生の講演「西郷南州の人間的魅力」を聴かせていただいた。渡邊先生は88才になられたそうだが、講演のあいだ終始背筋をしゃんと伸ばした姿勢で話された。先生の生き方がその姿勢に現れていた。「天を相…

明石「よりしま」で旨い酒を飲む

良い酒を飲みました。今夏、社長を退任されたY氏の送別の宴であった。生湯葉、牛トロ炙り焼き、穴子とたこの天ぷら、その他食べ物も旨かったが、良い酒を置いていた。「飛露喜」「寄島」どちらも良い酒でした。明石に行ったらまた立ち寄ります。

「赤・黒(ルージュ・ノワール) -池袋ウエストゲートパーク外伝-」(石田衣良著・徳間文庫)を読了

石田衣良が得意とする池袋を舞台とした犯罪小説だ。-池袋ウエストゲートパーク外伝- と銘打っているとおり、WGPシリーズでおなじみの人物が登場する。WGPシリーズの主役「真島誠」は登場しないが、「サル」こと「斉藤富士雄」はこの小説では準主役級の…

浜田道代先生の講義を聴く

本日、浜田道代先生に取締役の責任・義務に関する講義を聴かせていただいた。会社法になかなか馴染めない私のような者にも大変わかりやすい講義に感服。まさに目から鱗が落ちた。それにしても、先生は知的で上品、大変魅力的な方です。私の娘は法学部進学を…

山本屋総本家の味噌煮込みうどんを食す

名古屋に来たからにはと、老舗「山本屋総本家」で味噌煮込みうどん(卵入り)を食べた。名古屋コーチン入りもあったのだが、ベースの味を味わいたいと云う気もあり避けた。土鍋でぐつぐつ煮込まれて出てくる。ふたを取り皿にして食べるらしい。まずはスープ…

名古屋の老舗バー「オー・ド・ビー」に行ってきました。

確か太田和彦氏の居酒屋紀行で紹介された店だ。場所は中区錦3−13−32第4錦ビル3F、通称「錦3」にある。ドアを開けると落ち着いた雰囲気。高級感をねらっているわけでもなく、かといってノスタルジックな雰囲気でもない。バーらしいバーと云ったとこ…

名古屋「いば昇」の櫃まぶしを食す

「いば昇」で櫃まぶしを食べた。店の佇まいはいかにも老舗。落ち着いており、のれんをくぐる刹那、鰻の芳ばしい香りが鼻をくすぐる。場所は中区錦3、通称「キンサン」、繁華街のど真ん中だ。きちんとした鰻屋は注文してから出てくるまでの時間がたっぷりあ…

「夢蕎麦」食べました

「ヤマサ蒲鉾」さんの敷地にある「夢乃蕎麦」でもり蕎麦を食べました。蕎麦は夢前町産とのこと。夢前町民の私としては一度は食べておかないとイカン、ということで二週連続の蕎麦屋探訪。(ちなみに先週は「かじかの里・たなか」でした) 蕎麦は夢前町民とし…

マイケル・レヘム氏の個展に行ってきました

アフリカ・タンザニアの伝統的アート「ティンガティンガ」の描き手マイケル・レヘムさんの個展があることを知り早速出かけた。「ティンガティンガ」というのは1960年代後半から、タンザニアの首都ダルエルサラームの郊外で誕生した独特の絵画スタイルらしい…

強いぞGAMBA 「たとえ敗れようとも美学に死す」の心意気

ガンバ大阪のプレッシングサッカーが蘇った。強い。とにかく強い。前節鹿島アントラーズ戦「G大阪5−1鹿島」。今節、名古屋グランパス戦「G大阪4−1名古屋」。やはりガンバの持ち味は超攻撃的サッカー。西野朗監督の目指すFCバルセロナ型の超攻撃スタ…

とんかつ『ふなこし』でとんかつ定食(1,300円)を食す

以前から気になっていた店です。美味かったです。とんかつはじっくりカリッと揚げてあります。平たいとんかつ(草履のような形)ではなく俵型でした。脂身が取り除いてあるらしくあっさりしています。脂ののったジューシーさをねらったものではなく、肉の味…

「陰翳礼賛」(中公文庫・谷崎潤一郎著)を読む

谷崎潤一郎の随筆「陰翳礼賛」を読んだ。ヨウスイさんから読んでみてくださいと貸していただいた本だ。さすがヨウスイさん、読書家でいらっしゃる。私は高校生の頃(約30年前)に「痴人の愛」「刺青・秘密」「少将滋幹の母」など氏の本を読み耽り、「耽美…