佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

香住鶴 山廃 吟醸純米 生貯蔵原酒

ざっと一雨降ったあと、ひんやりとロックで飲む酒。 夏の終わりの夕べにぴったりの酒です。

ニシノユキヒコの恋と冒険

「ごめん」とユキヒコは言った。私は頷いた。泣きながら。「ごめん」と、もう一度ユキヒコが言った。わたしはユキヒコにかじりついた。可愛い女は嫌いだった。可愛い女になどなりたくなかった。これから先、自分からはユキヒコに電話すまい。わたしは可愛い…

じゃりン子チエ―チエちゃん奮戦記 (14)

『じゃりン子チエ―チエちゃん奮戦記 (14)』(はるき悦巳・著/アクション・コミックス)を読みました。 花井拳骨氏にも弱みがあった。苦手ではない、弱みである。それがまたテツと同じく自分の奥さんであった。ヤーさんも恐くない男の唯一の弱みが奥さんだと…

香住鶴 山廃 吟醸純米 生貯蔵原酒

本日の一献は「香住鶴 山廃 吟醸純米 生貯蔵原酒」。アルコール度数18°でしっかりした味の酒です。若い頃よくやったようにロックでやりました。日本酒は15°~16°が一般的なのでロックにしても弱さは感じません。グイグイやるとなかなかのものです。ア…

どーしてこんなにうまいんだあ!

『どーしてこんなにうまいんだあ!』(椎名誠・著/マキノ出版)を読みました。 シーナマコトの簡単バカうま青空料理のレシピ&エッセイ。簡単で野外で作れて上品でない(つまり男クサイ)というところがポイント。読むとキャンプしたくなります。釣りたくな…

変見自在 オバマ大統領は黒人か

『変見自在 オバマ大統領は黒人か』(髙山正之・著/新潮社)を読みました。 自虐的史観に満ちた朝日新聞に怒り、嘘つき大国中国に怒り、いつまでも自立できず駄々をこね続ける朝鮮に怒り、白人至上主義に満ちたオーストラリアに怒り、公正な民主主義国家を…

新参者

『新参者』(東野圭吾・著/講談社文庫)を読みました。 加賀恭一郎シリーズを第1の事件から順番に少しずつ読んでいます。巻を追うごとに面白さが増している様がはっきりと見て取れます。謎解きの切れははじめから素晴らしいのですが、物語としての面白さ、…

嘘をもうひとつだけ

『嘘をもうひとつだけ』(東野圭吾・著/講談社文庫)を読みました。このところ加賀恭一郎シリーズを順番に読んでいます。この本は既に2007/8/4に読んだが内容に記憶がないため読み直してみた。七つの短編。加賀刑事の推理が冴え渡る。ミステリとし…

珈琲店タレーランの事件簿  また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を

<純喫茶 タレーラン コチラ→> 大胆なその店名に、コーヒー愛好者の血がサイフォンの中身よろしく沸騰したのだ。 かつてフランスの伯爵は言った――良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。 彼の…

偏差値70の野球部

「左投手対左打者では、左投手が有利なんです」 ヒカルさんは少し考え込むように黙り込んだが、二秒ほどして、「なんで?」と、俺に顔を向けて訊いた。「だから、左打者は左投手のリリースポイントを背中に背負う形になるじゃないですか。そうすると、バッタ…

今日のパスタはピーマンのバター醤油味ソースで

本日の昼飯はパスタにしました。 サッとゆでたピーマンとバターと醤油をミキサーにかけソースにしました。 彩りにグリンピースをちらしました。

ポテサラ、ラタトゥイユほか

今日の厨房男子。 夕方になると、明るいうちから飲みたくなりますね。 夏ですからね。 酔って暑さをごまかすしかありません。 料理の前にまず一杯。 ブランデー(Alfonso)のソーダ割り。 もう一杯。 ジン (Bombay Sapphire)をロックで。 3杯目は蔵で永く眠…

古書店・小松堂のゆるやかな日々

「このハンドスープ、よう泡だってええね。僕、こんなんあるん、知らんかったわ」「さなえちゃんはハンドスープ買わないんですか。ハンドスープは便利ですよ」「うん。うちは固形石けん派でハンドソープは買いません」「あ」 というと、小松さんも、あ、と言…

暑ければ暑いだけビールがうまいっ!

暑ければ暑いだけビールがうまいっ! 今日はJackson Browneの気分です。 生姜とミョウガとらっきょうを酢漬けにしました。今日のパスタはミートソース。ミートソースは私の手製ですぞ。

じゃりン子チエ 13

レイモンド飛田: あ・・・そや おい 作品 レイモンド飛田の子分: ヘイ・・・ チエ: 作品・・・・・・!? レイモンド飛田の子分: ハハハ・・・ ワシらのカタギ復帰第一号が出来たんや レイモンド飛田: 結晶や 結晶 地道なカタギの血と汗の結晶や チエ:…

晴れた日は図書館へいこう

私は、本が好きだ。本の中身はもちろん、本の重さも、紙のにおいも大好きだ。 もちろん、読書以外にも楽しいことはたくさんある。だけど、仲良しの麻紀ちゃんが、ロールプレイングゲームを一か月かけてクリアしたなんて話を聞くと、「一か月もあったら、本が…

赤い指

『赤い指』(東野圭吾・著/講談社文庫)を読みました。 加賀恭一郎シリーズ・第7の事件です。 泣いてしまいました。出張の帰り新幹線の中で不覚にも。所詮子供には親の気持ちが理解できない。親は自分を犠牲にしても子供を生かしたいと思うものだから。そ…

小泉武夫流・焼き納豆丼

今日の朝飯。小泉武夫流「焼き納豆丼」。 納豆のグルタミン酸と鰹節のイノシン酸のうま味相乗効果に加えタンパク質の焦げた香ばしさが加わると抜群の旨さ。しかも簡単。http://www.kyounoryouri.jp/recipe/17502_焼き納豆丼.html

私が彼を殺した

2013/8/3 『私が彼を殺した』(東野圭吾・著/講談社文庫)を読みました。 加賀恭一郎シリーズ・第5の事件です。 あれっ? なにっ? 前作『どちらかが彼女を殺した』に続いてまたまた犯人を特定しないまま「完」。犯人が分からないバカな読者は「推理の手引…

ローカルバスの終点へ

低い峠を越えると耕地が現れ、農協前のバス停にとまる。「しばらく停車します。ふつうに走っているんですが、早く着いてしまうんですよ。毎度すみません」 と運転手。車内に笑い声があがる。 (本書P271より) 『ローカルバスの終点へ』(宮脇俊三・著/洋泉…

7月の読書メーター

2013年7月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:3421ページナイス数:4135ナイス 先月は待ちに待った新刊がたくさん読めて倖せであった。森見登美彦『四畳半王国見聞録』、高田郁『残月』、R.D.ウィングフィールド『冬のフロスト』、すべてに満…