佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

真夜中の料理

いろいろあった一週間だったが、明朝はゆっくりできる。思い立って豚の角煮をつくることにした。イメージとして暑苦しい料理だがたまに食べたくなる。夏の間は、野菜がおいしいので肉はあまり食べない。しかし、カレーや角煮を食べたいと思いはじめたらどうしても食べたいのである。こういうことはよくあるので豚バラブロックは買い置きが冷凍庫にある。素人料理で作り方として正当ではないのだろうが、私の調理法は次ようなものだ。
0.まず、ワインをグラスになみなみ注ぐ。今日は「LE PARADOU」だ。
  いただき物なのでどんな味か、ついーっと飲む。けっこう旨い。
  (調理には関係ないが大切な儀式。もちろん冷酒でもよい。強い酒はすぐ酔っぱらってしまうのでよろしくない)
  CDをプレーヤーにかける。今日は Eric Clapton の "BALLADS" 角煮には合わないが、真夜中の静けさにはぴったりだ。
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1.豚バラブロックを適当な大きさに切る。
2.脂身を下にしてフライパンに並べ、火にかける。
3.脂がたっぷりと出て、きつね色の焦げ目がついたら肉を転がし別の面を焼く。
4.3を繰り返し肉の面すべてに芳ばしい焦げ目がつき、脂が十分に出たら煮る行程に入る。
5.圧力鍋に昆布だし汁、日本酒、醤油、蜂蜜、生姜、茎わかめ、芳ばしい肉を入れ煮る(分量は勘で適当にやっているのでわからない)
6.煮えた圧録鍋をそのままにして自然に冷ます。
7.冷めたら、鍋をそのまま冷蔵庫に入れ冷やす。
8.中身が冷えたら、脂が白く固まっているので、それを丁寧に取り除く。
9.もう一度、圧力鍋を火にかけ煮る。
我が家では、角煮には茎わかめをよく入れる。わかめの旨味が肉にしみて旨いし、わかめが甘辛い豚肉の煮汁を吸ってこれまた旨いのである。明日の夕食には食べられるだろう。