佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『すべてがFになる "THE PERFECT INSIDER"』(森博嗣:著/講談社文庫)

2024/11/05

『すべてがFになる "THE PERFECT INSIDER"』(森博嗣:著/講談社文庫)を読んだ。

 まずは出版社の紹介文を引く。

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

S&Mシリーズ第1弾!
密室殺人の謎に挑む本格ロジック・ミステリ孤島のハイテク研究所で少女時代から隔離された人生を送る女性天才工学博士。両手両足を切断されウェディングドレスを纏った死体が彼女の部屋から発見されるが。

 

「すべてがFになる」 Fとはなにか。それを知るうえで、「7が孤独」ということ、「BとD」のことを考える。まさに???の連続で読みすすめた。知的好奇心をくすぐられながらワクワクして読みすすめたが、己の知的レベルの低さを痛感させられた読書でもあった。そして想像もしなかった密室殺人の真相。読み終えてすべての伏線が回収されたことを確認し、「参りました」と完敗を実感。シリーズ第2作『冷たい密室と博士たち "Doctors in Isolated Room"』に進む。