佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「うな高」の鰻、酒は萱島酒造の「西の関」

娘夫婦が来ているということで、今日の昼飯は少々驕りました。

高砂の「うな高」の特上うな重

酒は大分の「西の関」。鰻に合う酒として11年連続1位に輝き殿堂入りしたという酒です。やや甘口のやわらかい旨味がほんに鰻にあいます。

八王 純米原酒

本日の一献は「八王 純米原酒」。

富山県富山市八尾町の福鶴酒造の酒です。

五月におわら風の盆で有名な八尾町へ旅行して買い求めたものです。

酒米「てんたかく」を「78%」の精米歩合で醸した酒。米をあまり削っていないだけに味わいは複雑で濃醇です。キレがあるのでしつこくなく食中酒として良い酒です。酸度1.9の酸味が効いています。

今日は久しぶりに娘が夫婦で帰ってきています。

夕食作りに私も台所に立ちました。当然普段どおりのもので特別な料理などできません。

私が作ったのは「豚バラ肉のゴボウ巻き土手煮風」と「鶏胸肉と野菜の甘酢あん炒め」

シャトーマルゴー ”ラ レゼルヴ ド ヴィコントゥ 2014”

本日の一献はシャトーマルゴー ”ラ レゼルヴ ド ヴィコントゥ 2014”。

だと思います。

ワインのことは判らないので。

弟からもらったもの。

飲みきれないので、イチジクのコンポートを作ります。

明日、冷えたのを食べようと思います。

 

『情熱のナポリタン BAR追分』(伊吹有喜・著/ハルキ文庫)

『情熱のナポリタン BAR追分』(伊吹有喜・著/ハルキ文庫)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

かつて新宿追分と呼ばれた街の、“ねこみち横丁”という路地の奥に「BAR追分」はある。“ねこみち横丁”振興会の管理人をしながら脚本家を目指す宇藤輝良は、コンクールに応募するためのシナリオを書き上げたものの、悩んでいることがあって…。両親の離婚で離れて暮らす兄弟、一人息子を育てるシングルマザー、劇団仲間に才能の差を感じ始めた男―人生の分岐点に立った人々が集う「BAR追分」。客たちの心も胃袋もぐっと掴んで離さない癒しの酒場に、あなたも立ち寄ってみませんか? 大人気シリーズ第三弾。

 

情熱のナポリタン―BAR追分 (ハルキ文庫)

情熱のナポリタン―BAR追分 (ハルキ文庫)

 

 

 ますますおいしい小説になってきた。シリーズが1,2,3と進んで行くに従って登場人物に厚みと深みが出てきて、どんどんその人が好きになっている。一話一話を楽しみながら、シリーズを通して主人公・宇藤輝良はシナリオライターとして成功するのか、二つ三つの恋愛の種は芽を出し育っていくのだろうかといったところに興味をもつ。そうした筋を伊吹さんはどう書いていくのか気になるところである。一話一話の短編で読者を飽きさせず、シリーズを通した筋で読者を引きつけて放さない。出てくる料理、菓子、飲み物のおいしそうなこと。思わず「あぁ、BAR追分に行きたい」と胸を焦がすほどだ。人気シリーズになる要素は整っている。伊吹さんはシリーズ第5弾ぐらいまでは構想して書いていらっしゃるのかな。続編が待ち遠しい。

 

 

 

『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(2010年日本映画)

『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』[DVD]を観ました。RAILWAYSシリーズ第1弾。中井貴一 (主演)、  錦織良成 (監督)、2010年日本映画です。 

 まずはウィキペディアからあらすじを引きます。

主人公・筒井肇は大手家電メーカーの経営企画室長。取締役への昇進が内定するなど、東京で妻子とともに暮らす彼の人生は一見、順風満帆そのものだった。そんなある日、故郷・島根に住む肇の母が倒れたという一報が入る。さらに親しかった肇の会社の同期が自動車事故で亡くなった。久々に帰郷した肇は家庭を顧みてこなかったこれまでの人生、そして今後の人生について考えた。そして自分の子供の頃の夢だった「一畑電車運転士になる」ことを実現すべく会社を退職し、一畑電車に中途入社することとなった。晴れて運転士となったのは肇の他にもうひとり、肘の故障でプロ野球入りの夢を絶たれた青年・宮田がいた。 

 

RAILWAYS [レイルウェイズ] [DVD]

RAILWAYS [レイルウェイズ] [DVD]

 

 

 バタデン(一畑電車)が良い。何が良いかといって、宍道湖畔をのどかに走る姿が良い。レトロな車両が良い。デハニ50形をはじめ、東急、京王、南海から移ってきたものだ。そして自転車を携えて乗れるのが良い。ドイツではそうしたこともできるが、日本のほかの鉄道では自転車をばらして袋に詰めないと持ち込めない。それがバタデンは310円の自転車持ち込み料金を払えば、そのまま電車内に自転車を持ち込んで乗れるのだ。偉いではないか。私は松江という町と松江から出雲までのサイクリングロード、そして一畑電車が好きで、過去何度も島根県を訪れている。

 さて物語は東京の大手メーカーに勤め、いずれ役員になれそうなエリートサラリーマンが、一人故郷に住む母親の病気を機に会社を退職し、幼い頃からの夢であったバタデンの運転士になるというもの。現実にはそんなことありえないだろうと大方の人は思うだろう。生き方にはいろいろある。人生いろいろ、人の価値観もいろいろである。幸せのかたちはその人の考え方次第。大学を卒業時に実家に帰って地元の企業に就職した私には、この映画の主人公の考えがよくわかる。

 『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』を観て、本作を観た今、この秋は福井県島根県、どちらを旅しようかと悩んでいる。バタデンは大好きだが、富山地鉄もなかなかのものだ。ロードバイク宍道湖を眺めながら走るか、雄大立山連峰を眺めながら走るか、うーん、迷ってしまう。いっそ両方行こうか。

 

『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 』(2011日本映画)

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 』[DVD]を観ました。主演、三浦友和余貴美子 。監督、 蔵方政俊。2011年の映画です。

 ウィキペディアからあらすじを引きます。

 定年退職を1か月後に控えた電車の運転士・滝島徹は、妻・佐和子から結婚を機に辞めていた看護師の再就職を宣言される。突然のことに二人は口論となり、受け入れられなかった佐和子は家を飛び出してしまう。本当の気持ちが伝えられず、すれ違う二人の想い・・・。

雄大北アルプス立山連峰を望む富山地方鉄道を舞台に夫婦の愛と絆を描く、RAILWAYSシリーズの第2弾。

 

 

 一畑電車を舞台にした映画を観るつもりが、間違ってシリーズ第2弾の富山地鉄のほうを先に観てしまった。

 キャッチコピーは「いちばん近くにいるのに、一番わからないあなた。」

 高校を卒業してから42年間、日々安全運行の責任を背負い仕事を続けてきたこと、その積み重ねの重みがこの物語の基本にある。それは妻や娘、あるいはその他の人々から敬意を払われて良い類いの行為だ。仕事は単にお金を稼ぐためだけのものではない。仕事をするということはとりもなおさず人の役に立つということ。人の役に立つ喜びがあるからこそ仕事を続けられる。苦労があってもひとつひとつの作業を積み重ね、長い間それを続けていけるのだ。

 おなじことは妻が再開した看護師の仕事にもいえる。二人のすれ違った気持ちが修復されるきっかけは、おそらくお互いの仕事への敬意からだろう。夫と妻をつなぐもの。人はそれを「愛」と呼ぶのだろうが 、それはいわゆる「恋愛」の情だけではない。おそらくもっと深いもの。長く一緒に暮らす中で知った相手の欠点をゆるしたうえで、相手の良いところに人として深い敬意を払う気持ち、そうした気持ちがお互いをより強く結びつけるのだろう。

 さて、シリーズ第1弾『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』を観よう。

白山 特別純米

本日の一献は「白山 特別純米」を常温で。

おとなしめの香りが鼻腔をくすぐり、口に含むとしっかりと厚みのある味、しかし決してしつこくは感じない。食中酒として最高です。

白山を源とする手取川の伏流水と地元産の米で醸された酒は伝統を感じさせる味です。

アテは連れあいが作ってくれました。

餃子とナスの味噌田楽。ナスにのせた田楽味噌にはピーナッツをすりつぶして和えてあります。