佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『変わる価値』(北川一成・著/ワークスコーポレーション)

『変わる価値』(北川一成・著/ワークスコーポレーション)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

 

「DTPWORLD」で好評を博した、北川一成(GRAPH)の連載がついに書籍化!デザイン業界に新しい「価値」を創り上げる、北川一成の原点と考え方の仕組みをなぞる 本書は、世界的に活躍するグラフィックデザイナーであり、アーティストでもある北川一成(GRAPH)の初の著書です。著者は、近年、経済活動の中でも年々重要度が増すデザインの分野で、その突出した才能が高く評価され、世界的なコンペの審査員を務めるなど、グローバルな活躍を続ける日本人クリエイターのひとりです。

 

 

変わる価値

変わる価値

 

 

 北川一成氏がご自分に影響を与えた人との対談の中で自分の価値観を現した本。あるいは氏を取り巻く人々が北川氏を語った本。非常に示唆に富み、氏が人々に強烈な印象を残すインフルエンサーであることが分かる。「わかる」と「できる」は違う。「わかる」と「飽きる」は紙一重。失敗を乗り越えた数が、器を形づくる。等々、印象的な言葉がたくさんありました。でも、いちばん感銘を受けたのは北川氏の仕事に対する姿勢でした。仕事に対する真摯な姿勢は成功する人に共通するものでしょう。

 

 

諏訪泉 山廃純米酒 生原酒

 本日の一献は『諏訪泉 山廃純米酒 生原酒』です。

 諏訪酒造はこの酒を「絶滅危惧酒」に指定しているらしい。山椒魚とアミガサタケのラベルがキュートだ。

 山廃らしい酸がやわらかく口中に広がり、しばし旨みが舌を悦ばせた後、スキッと切れていく。食中酒としてこのような酒こそうれしい。

 アテは豚バラ肉の味噌煮。ゆずを利かせた白味噌仕立て。濃厚でありながらしつこさを感じさせない味に仕上がりました。酒もアテもはなまる💮なり。絶滅させてはならじ。

〆は温蕎麦。

そば前に「だし巻き卵」と「大根の葉の浅漬け」をアテに「鈴正宗」をやる

本日の厨房男子。

昨日に引き続き蕎麦打ちの練習。

昨日よりほんの少し上達した気配。

そば前は「だし巻き卵」に「大根の葉の浅漬け」。

酒は滋賀県蒲生郡日野町は矢尾酒造の「鈴正宗 生原酒70」。

初めて飲むお酒です。

世間であまり喧伝されないが「おっやるな!」と思わせる酒があるところ、滋賀県の底力を感じるお酒です。

お世話になっているT.Yさんに頂いたものです。ありがとうございました。

肝心の蕎麦の出来は、昨日より少しましになったと云うところ。

 

 

第1作『男はつらいよ』(昭和44年8月)

 第1作『男はつらいよ』(昭和44年8月)を観ました。

 車寅次郎(通称:寅さん)が20年ぶりに故郷柴又に帰ってくる。さくらに相手が会社社長の御曹司という縁談が持ち上がり、兄として見合いに同席するが行儀の悪い素性が災いしぶち壊しに。その後、さくらと裏の印刷工場に勤める諏訪博との仲がなんとなく良い感じになる。しかし、寅次郎は博や工員たちに“さくらは大学出のサラリーマンと結婚させるんだから気安く近寄るな”と暴言を吐く。ある日、博の真剣な想いを打ち明けられた寅次郎は一肌脱ごうとするものの・・・

 初代マドンナに新派の光本幸子。第1作目においても寅次郎が一方的に想いを寄せるが失恋してしまうというパターンだが、比較的あっさりと描かれている。マドンナの印象もやや薄い。反対に出番は少ないものの、博の父に扮した志村喬の印象が強烈でした。流石の名優です。

 なお、このシリーズには「1968年(昭和43年) - 1969年(昭和44年)に、フジテレビが制作・放送したテレビドラマが最初で、葛飾柴又の帝釈天が舞台ではなかった。このテレビ版はヒットしたが、最終話で寅次郎がハブを取りに行こうとして、逆にハブに噛まれ、毒が回り死んだという結末に視聴者から多数の抗議が殺到して、映画化につながった」というエピソードがある。それが第48作まで続くロングランになったということを踏まえ、改めて第1作を観ると感慨ひとしおである。

 

 

 

第6作『男はつらいよ 純情編』

第6作『男はつらいよ 純情編』(昭和46年1月)を観ました。

 

松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 純情篇 [DVD]

松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 純情篇 [DVD]

 

 

BS-JAPAN やっぱり土曜は寅さん!

毎土曜日、18時30分からやってます。

今日のマドンナは若尾文子

このころの美しさったらもう・・・

寅さんでなくても、ポーッとしてしまいます。