佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『変わる価値』(北川一成・著/ワークスコーポレーション)

『変わる価値』(北川一成・著/ワークスコーポレーション)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

 

「DTPWORLD」で好評を博した、北川一成(GRAPH)の連載がついに書籍化!デザイン業界に新しい「価値」を創り上げる、北川一成の原点と考え方の仕組みをなぞる 本書は、世界的に活躍するグラフィックデザイナーであり、アーティストでもある北川一成(GRAPH)の初の著書です。著者は、近年、経済活動の中でも年々重要度が増すデザインの分野で、その突出した才能が高く評価され、世界的なコンペの審査員を務めるなど、グローバルな活躍を続ける日本人クリエイターのひとりです。

 

 

変わる価値

変わる価値

 

 

 北川一成氏がご自分に影響を与えた人との対談の中で自分の価値観を現した本。あるいは氏を取り巻く人々が北川氏を語った本。非常に示唆に富み、氏が人々に強烈な印象を残すインフルエンサーであることが分かる。「わかる」と「できる」は違う。「わかる」と「飽きる」は紙一重。失敗を乗り越えた数が、器を形づくる。等々、印象的な言葉がたくさんありました。でも、いちばん感銘を受けたのは北川氏の仕事に対する姿勢でした。仕事に対する真摯な姿勢は成功する人に共通するものでしょう。