佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『日之丸街宣女子(ひのまるがいせんおとめ)』(岡田壱花(作)・富田安紀子(画)/青林堂)

『日之丸街宣女子(ひのまるがいせんおとめ)』(岡田壱花(作)・富田安紀子(画)/青林堂)を読みました。

作者のお二人のコメントを引きます。

別に私達は、保守とか右翼じゃありません。日本に生まれ、育ち、暮らす、普通に日本が好きな人間です。
日本を悪く言ったり、壊したり、売ったりする人や国が嫌いなのは当たり前。
極々普通の事だから、漫画にしました。極々普通の人に読んでもらいたいです。
特に「ヘイトっていけないよね」と思っちゃってる人は読んでください。極々普通に驚くかも、ね。 

 

 

日之丸街宣女子(ひのまるがいせんおとめ)

日之丸街宣女子(ひのまるがいせんおとめ)

 

 

こうしたものを読むことについて、顔をしかめる方(それもけっこう知識人の方)がいらっしゃることは存じております。偏っているとか差別的だとか非難される方も多いでしょう。しかし私は普段から朝日新聞を読みNHKの報道番組を視ています。はっきり言って朝日新聞NHKの報道も偏っています。健康を保つのに偏食が良くないように、情報の偏りは脳に良くありません。たまにこうした漫画を読むのも必要です。読んだ感想として一つだけ言えるのは、「隣人と仲良く暮らすには、お互いに相手の良いところを見ること」です。「お互いに」がキーワードです。片側だけにそうせよという知識人は(おそらく高尚すぎて)普通の人間を理解していません。