ウェルズの日記

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『ペギーの居酒屋』(喜多嶋隆・著/角川文庫)

『ペギーの居酒屋』(喜多嶋隆・著/角川文庫)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。

2年近く働いていた大手広告代理店で、居場所をなくしたペギー。退職を決意したその日、通勤経路とは反対にある千駄木へ、初めて行ってみたくなった。駅に下り立つと、団子坂下にある居酒屋に目がとまり、思い切って戸を開ける。聞けば、店主が体を悪くして開店休業状態とのこと。見るに見かねたペギーは、店を手伝うことにする。持ち前の明るさを発揮し、寂れた店を徐々に立て直していく。そんな折、TV出演の依頼が舞い込んできて…。

 

ペギーの居酒屋 (角川文庫)

ペギーの居酒屋 (角川文庫)

 

 

 初・喜多嶋隆である。昨年暮れはしばらく居酒屋通いを封印していたこともあり「居酒屋恋し」の気分だったこと、正月疲れでなにか軽いものを読みたかったことがあり手に取った小説。あとがきに著者・喜多嶋氏が書いていらっしゃるとおり「誠実の頑張った人間が必ず幸せになれる」という作風を画に描いたような展開。心あたたまる物語として素直に愉しんだ。