佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2014-01-31から1日間の記事一覧

播磨灘物語 (三)

元来、信長は、生命は今生かぎりのものだという徹底した無神論をもっている。この点については、信長ははっきりと思想的人間であるといっていい。「信長は無神論者であるが、一面自分自身が神になりたいと思っている」 というのは、キリシタン宣教師たちの見…

『ビブリア古書堂の事件手帖<5>~栞子さんと繋がりの時~』(三上延・著/メディアワークス文庫)を読みました。

「作り話だからこそ、託せる思いもあるんです。もしこの世界にあるものが現実だけだったら、物語というものが存在しなかったら、わたしたちの人生はあまりにも貧しすぎる・・・・・・現実を実り多いものにするために、わたしたちは物語を読むんです。きっと…