第三一八回・旬の会が四月二日、「のぞえ」に於いて開催された。
瀬戸内の桜鯛で美味しい地酒をやろうという垂涎の催しである。
年度初めの忙しいときとはいえ、万難を排して参加。日本人なら当然のことである。
まして播州人ならほとんど義務といって良い。
食べてきました。飲んできました。酔ってきました。
酒談義に花が咲きました。楽しかった。美味かった。涙しました。
本日の地酒
1.赤石 純米吟醸 無濾過 生 しぼりたて (兵庫)
日本酒度 +8.0
2.黒牛 特別純米 無濾過 生 しぼりたて (和歌山)
日本酒度 +6.0
3.久保田 特別純米 《紅寿》 燗 (新潟)
日本酒度 +4.0
4.呉春 特吟 燗 (大阪)
日本酒度 +2.0
本日の食材 桜鯛 と とり貝
「呉春」は冷やで飲んでからぬる燗。
桜鯛は瀬戸内の天然物。
養殖ものと違いギトギトした脂がなく、キリッと身が締まり滋味深い旨味が口中に拡がります。
また、トリ貝は贅沢にも生で仕入れたとのこと。
トリ貝は殻がとても柔かく殻が割れると、すぐ死んでしまうため、
産地で熱処理されて流通するのが一般的。
生の状態ではなかなか手に入らないので少量でしたが、歯切れが良くぷりぷり感も最高でした。
桜鯛、トリ貝ともに春を感じさせる食材。
文字通り「旬の会」になりました。
いやぁ、贅沢しました。