佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

淡路島の皆さんに感謝

スポニチ淡路島ロングライド150に参加しました。

朝4時過ぎ、愛すべき大バカヤロウども(自転車バカ)が続々と国立明石海峡公園に集結し始める。

恥ずかしながら私もその一人だ。しかも末席を汚す存在である。

 

6時スタート予定だが、4時半すぎには早いスタート順を得ようと列んでいる。

私はじゃまになってはいけないのでわざと第1グループには列ばず、第2グループに列ばせていただいた。

けっして臆しているわけではない。謙虚なだけだ。

私ももう若くはない。今日のモットーは「自重」。

はやる心を抑え、確実に150㎞を走りきりフィニッシュすること。

それが今日のミッションだ。

 

5時半頃のスタート地点。まだ薄暗い。

皆、スタートの時を待ちわびている。

しかし、空には晴れ間が出ている。良い兆候だ。

 

スタート時間の6時ちょっと前。

大分あかるくなってきたが、まだまだ薄暗い。

空には晴れ間がみえる。良い兆候だ。

 

 

6時03分にスタート。

6時30分頃、淡路市佐野あたり海岸を走っていると日が昇り始めた。

こんなところで自転車を停めて写真を撮っているやつはいない。

スタッフがトラブルと間違えて「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。

スミマセン。私、半分は物見遊山なもので……

写真を撮っている間にどんどん追い抜かれている。(汗)

 

スタートから46㎞地点。立川水仙郷があるあたり。

標高166メートル。このコースの最大の難所だ。

また写真を撮っている間に、どんどん抜かれています。

 

最大の難所を越えた後は、一気に下り。

苦あれば楽あり。

 

坂を下りきると海岸沿いの平坦な道をひたすらスピードに乗って走る。

左手に海を見ながら走るのは気持ちイイ。

 

淡路島最南端に達すると灘エイドステーションがある。

こちらでは素麺を振る舞っていただいた。ごちそうさまでした。

 

 

走り始めて丁度100㎞地点。

五色浜から淡路サンセットラインにさしかかるところ。

ここまで4時間40分が経過。

平均時速21㎞。

南あわじ市の山岳コースを抜けてきたのでペーストしてはまずまずだ。

 

スタートから115㎞地点。

多賀の浜エイドステーションでは温かいタマネギスープが振る舞われた。

雨が降り始めて、身体が濡れて冷え始めていたので大変ありがたかった。

それにこのスープ、バカウマでした。

ロールパンと一緒に食べると抜群の旨さです。 

 

 

 

ここを出るともう残すところ40㎞程度。

淡路島の北をひたすらスピードに乗って走るだけだ。

小さなアップダウンはあるものの大したことはない。

この時点で完走を確信した。

沿道では雨にもかかわらずたくさんの人が「ガンバレー」と声をかけ手を振って下さった。

疲れてはいるが無様なところは見せられない。

力強くペダルを踏み続けた。

いよいよ明石大橋が見えた。

ロングライドもラストにさしかかる。

残りは10㎞ほど。

 

がんばってかなりの人を抜いて走ったが、ここでまたたくさんの人に追い抜かれる。

でも今日はツーリングなので順位は出ない。

ゴールは目前だ。

 

12時45分、ついにフィニッシュ。

本部で完走証をいただきました。 (^_^)v

 

 

雨に濡れた服を着替えて帰途につくが、

車窓からは次々と帰ってくる人たちが見えました。

もう少しだ! ガンバレ!!

 

完走した満足感と、声援を送って下さった淡路島の方々や、

ボランティアで大会を支えて下さった皆さんへの感謝の気持ちで島を後にしました。

来年も開催されたら来ます。

自転車を愛するバカヤロウどもと島を一周するのはなんとも興奮する体験でした。

毎年毎年、自転車バカが淡路島に集結したらいいな。

それが何年も何年もつづけば淡路島は自転車バカの巡礼地になるのではないだろうか。

そう、いつか「あわイチ」は自転車バカの巡礼、淡路島は自転車バカにとってのモンサンミッシェル的存在になる。

なんてね。(笑)

 

総走行㎞ 146㎞

経過時間 6時間42分20秒

平均速度 22㎞/h