佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

乙嫁語り(おとよめがたり) 4

乙嫁語り 4巻』(著者:森薫/BEAM COMIX)を読みました。

 

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


第3の乙嫁、ライラとレイリが登場!
英国人スミスは、タラスと別れたあとも目的地アンカラへの旅を続けていく。旅の疲れなのか、馬の上から水面にドボンと落ちてしまったスミスを助けに向かったのは……!? 現在のウズベキスタンにある巨大な塩湖"アラル海"近郊、漁村に暮らす人々の生活と文化を描き上げる『乙嫁語り』第3シーズン。本巻は作者・森薫の新たな魅力が大爆発する一冊です。


 

 

 パリヤの自意識過剰ぶりがたまらなく可愛い。これを理解し包容する男なら婿として最高だろう。

 双子の娘ライラとレイリの結婚相手が決まる過程を興味深く読んだ。父親が決める結婚相手だが「あなたでも良かった」ではなく「あなたで良かった」という肯定感から始めることが大切なのですね。相手を受け入れ、相手の良いところを見る。そうすることで相手も自分を受け入れてくれる。自分で決めた結婚ではないけれど、それは相手も同じこと。相手のために出来るだけのことをしてあげようと思う。ほんとうに美しい心のあり方だ。幸せはそこから始まる。