佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2011-06-11から1日間の記事一覧

有頂天家族

「狸であったらだめですか」というまったく工夫のない台詞は、その頃の私が口にしたものだ。弁天は「だって私は人間だもの」と応えた。 さらば初恋。 (本書25Pより) 有頂天家族 (幻冬舎文庫) 作者:森見 登美彦 発売日: 2010/08/05 メディア: 文庫 『有頂天…

三島由紀夫レター教室

2011/6/3 手紙を書くときには、相手はまったくこちらに関心がない、という前提で書きはじめなければいけません。これがいちばん大切なところです。 世の中を知る、ということは、他人は決して他人に深い関心を持ちえない、もし持ち得るとすれば自分…