あけましておめでとうございます。
さて、大晦日から読み始めた本(今年の読み始め)は『作家の酒』(平凡社)です。
表紙を飾るこの神々しいお姿は井伏鱒二先生です。素晴らしい笑顔でウイスキーを手にしていらっしゃいます。
先生は荻窪から新宿の酒場を梯子された。井伏ロードと称されています。
素晴らしいことです。
さて、今年の抱負を語らせていただきます。
「立原正秋先生の飲み方に少しでも近づくこと」
これです。
先生のまねなど、私のような者にはとてもできるものではございません。
「一日三升飲んでも 決して乱れず」
そのようなことができるのは神のみです。
立原先生は酒仙でございましょう。
ただただ、先生の在りし日のお姿に少しでも近づくこと、
今年はそれを旨としたいと思います。
さっそく、先生の御著書『坂道と雲と』を発注いたしました。
私のバイブルとさせていただきます。
さて、そろそろ今年初の一献といきましょう。
「鷹勇 大吟醸」
息子が昨日これを携えて鳥取から帰ってきました。
一富士二鷹三茄子と申します。
目出度いではないですか。
今年もよろしくお願いいたします。